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2014年8月 5日
■阪急コミュニケーションズ 宝塚歌劇関連事業を宝塚クリエイティブアーツに譲渡
阪急コミュニケーションズは、同社の宝塚歌劇関連事業を、10月1日付で宝塚クリエイティブアーツに事業譲渡することを発表しました。
阪急阪神ホールディングスの連結子会社である株式会社阪急コミュニケーションズは、
雑誌「歌劇」「宝塚グラフ」「ル・サンク」「宝塚おとめ」の他、宝塚歌劇公演プログラム、関連写真集など、宝塚歌劇関連の事業を手掛けてきました。
一方、事業を譲渡される株式会社宝塚クリエイティブアーツは、阪急電鉄の子会社。
宝塚歌劇関連のDVD・CDなどの映像・音楽コンテンツ制作・販売をはじめ、
宝塚歌劇専門CS放送「TAKARAZUKA SKY STAGE(タカラヅカ・スカイ・ステージ)の運営・番組制作。
宝塚歌劇オリジナルグッズの企画制作、及びオフィシャルショップ「キャトルレーヴ」の運営など、宝塚歌劇に関する二次コンテンツ分野を事業の主軸としています。
同社の発表に拠ると、宝塚歌劇関連の出版事業を宝塚クリエイティブアーツに移管することにより、これまで以上のシナジーの創出や、業容の拡大を目指すということです。
また阪急コミュニケーションズは、阪急沿線情報紙「TOKK」(トック) 、鉄道関連出版物などの、
生活提案・生活関連情報、エリア情報を提供するフリーペーパー事業や阪急電鉄関連出版事業を阪急アドエージェンシーへ事業譲渡。
さらに、雑誌「ニューズウィーク日本版」「フィガロジャポン」「ペン」、ムック、一般書籍など、宝塚歌劇関連およびフリーペーパー事業等を除くすべての事業を、
10月1日付で会社分割により新設会社に承継すると共に、同日付で新設会社株式の全てをカルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社へ譲渡することも同時に発表しています。
今回の事業再編は、カルチュア・コンビニエンス・クラブから、阪急コミュニケーションズが有する出版事業の譲り受けの申し出があり、
協議・検討の結果、出版事業の大部分をカルチュア・コンビニエンス・クラブに譲渡することになったとのこと。
そして一方、宝塚歌劇関連およびエリア情報などのフリーペーパー事業等については、
阪急電鉄ならびに阪急阪神ホールディングスグループの事業と密接に関連していることから、グループ内での移管という結論に至ったということです。