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2014年6月16日
■トニー賞から音響デザイン賞が除外
トニー賞の管理運営委員会が、来年より音響デザイン賞(Sound Design)を演劇・ミュージカル両部門において除外すると発表したということです。
これは、アメリカの複数のメディアが報じたもの。
音響デザイン賞は、2008年にトニー賞(Tony Awards)に新設された賞。
同年の第62回トニー賞は、演劇部門を「The 39 Steps」のマイク・プール(Mic Pool)、
ミュージカル部門を「南太平洋」(South Pacific)のスコット・レーラー(Scott Lehrer)が受賞。
同賞にとって7度目となった今年の第68回は、演劇部門を「レディ・デイ」(Lady Day at Emerson's Bar & Grill)のスティーヴ・キャニオン・ケネディ(Steve Canyon Kennedy)、
ミュージカル部門を「ビューティフル」(Beautiful - The Carole King Musical)のブライアン・ローナン(Brian Ronan)が受賞しています。
今後、委員会は、今後も特別賞(special Tony award)として音響デザイン賞を贈る権利を有するとしていますが、
除外に関して公式に理由の説明もなく、除外に反対する抗議の声もあがっています。
[TonyAwards.com]
[Reinstate the Tony Award Categories for Sound Design Now! - The Petition Site]
[2014 Tony-Winning Sound Designers and John Gromada "Sound Off" on Sound Design Category Elimination - Playbill.com]