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2014年3月27日

■映画「8月の家族たち」

メリル・ストリープ、ジュリア・ロバーツ、ベネディクト・カンバーバッチ、ジュリエット・ルイスなど出演。
ピュリツァー賞、トニー賞受賞作「August: Osage County」の映画化「8月の家族たち」が4月18日に公開されます。

物語の舞台は、アメリカ南中部オクラホマ州、8月の真夏日。
父親が失踪したと知らされ、オクラホマにある実家へ集まった三姉妹。
真面目すぎて暴走しがちな長女バーバラと、反抗期の娘ジーン、そして別居中の夫。
ひとり地元に残り秘密の恋をしている次女アイビー。
自由奔放な三女カレンと、その不審な婚約者スティーブ。
彼らを迎えるのは、闘病中だが気が強く、率直で毒舌家の母バイオレットと、その妹家族。
生活も思惑もバラバラな"家族たち"は、つい言わなくてもいい本音をぶつけあい、ありえない"隠しごと"の数々が明るみに...というブラック・コメディ。

キャストは、母親・バイオレット役をメリル・ストリープ(Meryl Streep)、父親・ベヴァリー役をサム・シェパード(Sam Shepard)。
長女・バーバラ役をジュリア・ロバーツ(Julia Roberts)、次女・アイビー役をジュリアン・ニコルソン(Julianne Nicholson)、三女・カレン役をジュリエット・ルイス(Juliette Lewis)。
バーバラの夫ビル役をユアン・マクレガー(Ewan McGregor)、その娘ジーン役をアビゲイル・ブレスリン(Abigal Breslin)。
カレンの婚約者スティーブ役をダーモット・マローニー(Dermot Mulroney)。
バイオレットの妹マティ・フェイ役をマーゴ・マーティンデイル(Margo Martindale)、その夫チャールズ役をクリス・クーパー(Chris Cooper)、その息子リトル・チャールズ役をベネディクト・カンバーバッチ(Benedict Cumberbatch)。

原作となった舞台「August: Osage County」は2007年に初演され、トニー賞を5部門受賞。
原作であるトレイシー・レッツの戯曲は、2008年のピュリツァー賞も受賞。
映画はアメリカで2013年12月に公開され、第86回アカデミー賞ではメリル・ストリープが主演女優賞、ジュリア・ロバーツが助演女優賞にノミネートされています。

映画「8月の家族たち」は、4月18日(金)TOHO シネマズ シャンテ ほか 全国ロードショー。

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(c) 2013 AUGUST OC FILMS, INC. All Rights Reserved.


「8月の家族たち」
公開:2014/4/18
原題:August: Osage County
配給:アスミック・エース
製作:ジョージ・クルーニー/グラント・ヘスロヴ
監督:ジョン・ウェルズ
脚本:トレイシー・レッツ
原作:トレイシー・レッツ
出演:メリル・ストリープ/ジュリア・ロバーツ/ユアン・マクレガー/クリス・クーパー/アビゲイル・ブレスリン/ベネディクト・カンバーバッチ/ジュリエット・ルイス/マーゴ・マーティンデイル/ダーモット・マローニー/ジュリアン・ニコルソン/サム・シェパード/ミスティ・アップハム
チケット:[全国券]
DVD&Blu-ray:10/8発売:8月の家族たち ブルーレイ&DVD セット (初回限定生産/2枚組)

あらすじ
オクラホマ州オーセージ郡の片田舎。8月。
じりじりと暑い書斎で、主人のベバリー・ウェストンは、家政婦兼看護士としてこの家に住み込むことになった娘ジョナと面談していた。
そこにベバリーの妻バイオレットが、ふらつきながら入ってくる。
朦朧として、夫に悪態をついたかと思うと慇懃に話しかけてくるバイオレットに、ジョナは少し面食らう。
ベバリーは、妻はがんの治療のため何種類もの薬に頼っており、それで情緒不安定になっていると説明する。よろしく頼む、と。

ある日、コロラドに住むバーバラのもとに、父ベバリーが行方不明になっていると報せが入る。両親の近くに住む次女のアイビーからだ。
バーバラは夫のビル、娘のジーンとともに実家に急ぐ。そこには、バイオレットの陽気な妹マティ・フェイと、その夫チャーリーも駆けつけていた。
バーバラを抱きしめ再会を喜んだのもつかの間、バイオレットは相変わらずの率直さでバーバラをイラつかせる。
「あんたは父さんのお気に入りだった。長女のあんたが家を出て、父さんは傷ついていた」・・・
その夜遅く、保安官がウェストン家を訪れる。湖でベバリーの遺体が発見されたという。事故なのか、自殺なのか。
呆然とするバーバラの傍らで、居間ではバイオレットが突然レコードをかけ、奇妙なダンスを踊り始めた。家の外では、夜が明けようとしていた。

ベバリーの葬儀のためにウェストン家の面々が教会に集まる。
フロリダに住む末娘のカレンも、場違いなスポーツカーで婚約者のスティーブとともに現れた。
父の死によってやっと顔を揃えた三姉妹。
それぞれ自分の事情で忙しいバーバラとカレンは、長い間実家とは疎遠だった。
バーバラは、浮気したビルと実は別居中のうえ反抗期の娘に手を焼いている。
毎年のように恋人が変わるカレンは、どこか怪しいスティーブを運命の人と信じ夢中になっている。
ひとり地元に残って親の面倒を見てきたアイビーは、マティ・フェイの息子である従弟のリトル・チャールズと密かに付き合っており、ニューヨークで一緒に暮らす夢を持っている。

葬儀の後、式には間に合わなかったリトル・チャールズも到着し、一同は食卓を囲む。
ベバリーを偲ぶ祈りで始まった会食を、バイオレットの毒舌がぶち壊す。
「常に真実を言うことが正しい」と信じるバイオレットは、誰もが触れようとしない話題に平気で踏みこみ、家族の本音を暴いていく。
そんなバイオレットの振る舞いに、遂にバーバラの堪忍袋の緒が切れた。
母親の正気を失わせている大量の薬をその手から奪おうと、バーバラはバイオレットに飛びかかる。
母と娘の年甲斐もない取っ組み合いは、皆を巻き込んで、食卓から居間へと転がりなだれる。
戦いの舞台となった晩餐の行方は? 果たして、家族はひとつになれるのか―?

●CD:サウンドトラック

●洋書:August: Osage County
洋書

著者:Tracy Letts

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「映画「8月の家族たち」」奥付

  • Posted : 2014年3月27日 18:58
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