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2014年2月 4日
■Studio Life「トーマの心臓」2014年再演
劇団スタジオライフが萩尾望都作「トーマの心臓」を4年ぶりに再演。5月より東京・大阪で上演されます。
脚本と演出を手掛ける倉田淳を除き男性だけで構成される劇団スタジオライフ。
2015年に結成30周年を迎える前に、代表作「トーマの心臓」を4年ぶりに再演することが発表されました。
「トーマの心臓」は、萩尾望都が1974年より発表した漫画。
ドイツ・ギナジウム(高等中学校)の寄宿学校で生活する少年たちを主人公に、人間愛を宗教的なテーマを絡めて描いた作品。
舞台は、1996年2月にスタジオライフにより初演。
以来、再演が重ねられており、今回の公演は2010年以来、4年ぶり7度目の再演となります。
舞台美術は、昨秋上演された「LILIES」にも参加した美術デザイナー乗峯雅寛。
脚本・演出は倉田淳。
今回の公演では、キャストに1月に開催された「トーマの心臓」出演劇団員オーディションで選出された新人劇団員を起用するなど、まったく新しい「トーマの心臓」に挑むということです。
紀伊國屋ホール開場50年 紀伊國屋書店提携公演 劇団スタジオライフ 舞台「トーマの心臓」は、
5月24日から6月22日に東京・紀伊國屋屋ホール、7月11日から13日に大阪・シアタードラマシティで上演。
チケットは3月29日発売予定。
※追記:チケットは前売5,800円(税込)で4月13日発売。
●スタジオライフ「トーマの心臓」
日程:2014/5/24〜6/22 紀伊國屋屋ホール(東京)
2014/7/11〜7/13 シアタードラマシティ(大阪)
脚本・演出:倉田淳
原作:萩尾望都 『トーマの心臓』(小学館文庫 刊)
美術:乗峯雅寛
チケット:[東京][大阪]
あらすじ
冬の終わりの土曜日の朝、一人の少年が自殺した。彼の名はトーマ・ヴェルナー。
そして月曜日、一通の手紙がユリスモールのもとへ配達される。
「これが僕の愛、これが僕の心臓の音...」トーマからの遺書だった。
その半月後に現れた転入生エーリク。彼はトーマに生き写しだった。
人の心を弄ぶはずだった茶番劇。
しかし、その裏側には思いがけない真実が秘されていた...
●書籍:トーマの心臓 (小学館文庫)