演劇ニュース

1946年に毎日新聞社が創設。スポーツニッポン新聞社と共催し、今年で68回目を迎える映画賞「毎日映画コンクール」。
2013年の映画賞レースを席捲している石井裕也監督「舟を編む」が、日本映画大賞、監督賞、主演男優賞(松田龍平)、美術賞(原田満生)と最多の4冠を達成。
日本映画優秀賞は「ペコロスの母に会いに行く」で、同作からは赤木春恵が女優主演賞を受賞。
助演男優賞は「凶悪」のピエール瀧、助演女優賞は「横道世之介」の吉高由里子、
スポニチグランプリ新人賞は、「箱入り息子の恋」の星野源と、「おしん」の濱田ここねが受賞しています。

映画祭の一部門として開催され、映画ファンの投票により選出される「TSUTAYA映画ファン賞」。
今回は、2013年11月13日から12月26日の期間に投票が行われ、22,094の有効投票数を元にベストテンが発表されました。
日本映画部門は、1,030票を獲得した宮崎駿監督「風立ちぬ」が第1位。
2位は「陽だまりの彼女」、3位は「そして父になる」が選ばれています。
外国映画部門では、737票を獲得した「テッド」が1位。
2位は「レ・ミゼラブル」、3位は「アイアンマン3」となっています。
男女別の結果を見ると、日本映画部門の女性1位は「陽だまりの彼女」ですが男性では第8位。
三谷幸喜監督「清須会議」は、男性3位ですが女性は7位。
外国映画部門の「レ・ミゼラブル」は、女性2位ですが男性が6位と差異が出ています。

●第68回毎日映画コンクール
日本映画大賞：「舟を編む」
日本映画優秀賞：「ペコロスの母に会いに行く」
外国映画ベストワン賞：「愛、アムール」
監督賞：石井裕也「舟を編む」
脚本賞：荒井晴彦「共喰い」
男優主演賞：松田龍平「舟を編む」
女優主演賞：赤木春恵「ペコロスの母に会いに行く」
男優助演賞：ピエール瀧「凶悪」
女優助演賞：吉高由里子「横道世之介」
スポニチグランプリ新人賞：星野源「箱入り息子の恋」
スポニチグランプリ新人賞：濱田ここね「おしん」
撮影賞：今井孝博「共喰い」
美術賞：原田満生「舟を編む」
音楽賞：安川午朗「凶悪」
録音賞：矢野正人「横道世之介」
ドキュメンタリー映画賞：映画「立候補」
アニメーション映画賞：「かぐや姫の物語」
大藤信郎賞：「海に落ちた月の話」　織田明
田中絹代賞：加賀まりこ
特別賞：福本清三

●TSUTAYA映画ファン賞2013
【日本映画部門】
1.風立ちぬ
2.陽だまりの彼女
3.そして父になる
4.劇場版SPEC ～結（クローズ）～ 漸（ゼン）ノ篇／爻（コウ）ノ篇
5.図書館戦争
6.清須会議
7.プラチナデータ
8.藁の楯 わらのたて
9.真夏の方程式
10.舟を編む

【外国映画部門】
1.テッド
2.レ・ミゼラブル
3.アイアンマン3
4.モンスターズ・ユニバーシティ
5.パシフィック・リム
6.ワイルド・スピード EURO MISSION
7.ダイ・ハード ラスト・デイ
8.オブリビオン
9.スター・トレック イントゥ・ダークネス
10.ローン・レンジャー