広告
2014年1月29日
■映画「小野寺の弟・小野寺の姉」片桐はいり・向井理出演
西田征史が初監督。片桐はいり・向井理の出演で「小野寺の弟・小野寺の姉」が映画化。2014年秋に公開されます。
「小野寺の弟・小野寺の姉」は、2012年に上梓された西田征史の小説。
一軒家で一緒に暮らす、小野寺進と小野寺より子の姉弟。
おかれた境遇は、はたからみれば気の毒に感じるが、ふたりにとってはいたって自然。
お互いの幸せを願うあまり、不器用な行動ばかりのふたりの日常は、笑いと優しさに溢れている―。
2013年夏には、西田征史がオリジナル脚本を執筆、演出も手掛けて舞台化。
姉・小野寺より子役を片桐はいり、弟・小野寺進役を向井理で、東京・大阪で上演されています。
この「小野寺の弟・小野寺の姉」が、西田征史の監督・脚本で映画化されます。
キャストは、舞台と同じく弟・小野寺進役を向井理、姉・小野寺より子役を片桐はいり。
舞台は西田征史によるオリジナル脚本でしたが、今回の映画は小説を映画化する作品になるとのこと。
映画「小野寺の弟・小野寺の姉」は、2014年秋、新宿ピカデリーほか全国ロードショー。
※2014/4/28追記:
小野寺進が惹かれていく相手役に山本美月。
小野寺より子と心を通わせていく相手役に及川光博。
進のかつての恋人役に麻生久美子。進の上司役に大森南朋。小野寺姉弟のキーパーソンとしてムロツヨシ、寿美菜子の出演が発表されました。
映画「小野寺の弟・小野寺の姉」は、10月25日(土)より、新宿ピカデリーほか全国ロードショー!
●「小野寺の弟・小野寺の姉」
公開:2014/10/25
配給:ショウゲート
制作プロダクション:ROBOT
監督・脚本:西田征史
原作:西田征史「小野寺の弟・小野寺の姉」(リンダパブリッシャーズ刊)
出演:向井理/片桐はいり/山本美月/ムロツヨシ/寿美菜子/木場勝巳/麻生久美子/大森南朋/及川光博
主題歌:阿部真央「それぞれ歩き出そう」(PONY CANYON)
チケット:[全国券][8/13完成披露プレミア上映会 イイノホール][10/22舞台挨拶付き先行上映 大阪ステーションシティシネマ][]
DVD:2015/2/27発売:小野寺の弟・小野寺の姉 特別版 [DVD]
DVD:2015/2/27発売:小野寺の弟・小野寺の姉 通常版 [DVD]
Blu-ray:2015/2/27発売:小野寺の弟・小野寺の姉 通常版 [Blu-ray]
Blu-ray:2015/2/27発売:小野寺の弟・小野寺の姉 特別版 [Blu-ray]
あらすじ
早くに両親を亡くしてから、ずっと二人きりで一緒に暮らしている、小野寺進(弟・33歳)と小野寺より子(姉・40歳)。
モテないワケではないのに引っ込み思案で恋に奥手な弟と、こだわりが強く生命力の強い姉。
弟は失恋の痛手から抜け出せないことを姉にとやかく言われながらも、彼等は一つ屋根の下に、イイ距離感を保ちながら暮らしていた。
ある日、小野寺家に1通の誤配達の郵便が届く。
その手紙をきっかけに進とより子、それぞれの恋と人生が動き始めるー。
お互いを大切に想い合う不器用な姉弟のそれぞれの幸せの行方は...。
そして、弟が抱えるある大きな想いとは...。
山本美月 コメント
「今回、初めてふわふわした女の子らしい役を演じさせていただきました。
普段の自分とは違う理想の女の子像に近い感じだったので、お話しをいただいた際はとても嬉しかったです。
現場の空気もとてもアットホームで、監督、向井さん、片桐さん含めて皆さんに優しくしていただいて撮影もあっという間でした。
ゆったりとした切なくて、且つ可愛い世界観なので公開が楽しみです。」
及川光博 コメント
「不器用で、おそらく天然キャラの営業マン・浅野を演じました。
監督の細やかな演出のもと、ふんわりとした作品世界に存在できて楽しかったです。
片桐さんが演じるより子と心を通わせる、その"ぎこちなさ"や"まどろっこしさ"を、あたたかい目で見ていただけたら幸いです。
いままでにない役どころでしたので、大変勉強になりました!」
ムロツヨシ コメント
「監督の西田さんとは、8年前、舞台「泥棒役者」で出会いました。いつか、また一緒に、そんな約束をしたのも覚えてます。
その約束が、西田さんの原作、脚本、映画初監督。ここに一緒にいれることを、そりゃもう嬉しく嬉しくです。
たまに酒飲んでた向井理とも初共演。親友役ですよ。向井くん。僕は親友できてましたか?向井くん、西田監督。
さ、観たい映画ができました。」
寿美菜子 コメント
「この度、西田組の映画に参加させてもらえて嬉しかったです。
もともと西田監督とは、アニメの作品でご一緒させてもらっていたので、映画の現場では今まで見たことのない表情を見ることが出来て、とても新鮮でした。
そんなご縁で参加させてもらえたこの作品は、共演者の方に優しくしていただいたのでとても心強かったです。
そして私自身演じたことのない役にチャレンジさせてもらえて嬉しかったです。
もともと舞台も見させてもらってストーリーも大好きだったので、今から出来上がりが楽しみです。」
麻生久美子 コメント
「以前から交流のある西田監督の初監督映画に参加させていただき、光栄に思っています。
役者としてお仕事をしたのも初めてだったので、少し照れ臭かったですが、楽しかったです。」
大森南朋 コメント
「西田監督とは、数年前に役者として お会いしておりました。初監督作品に呼んで頂き感謝です。また呼んでください。
さらに同時期に、某局の某ドラマでも共演していた主演の向井さんとも全く異なるシチュエーションでお芝居を出来て妙な感じでした。
完成を楽しみにしております。」
西田征史 コメント
「小野寺姉弟の小さな生活圏。その中に暮らす不器用で平凡な人々を、個人的に大好きな俳優陣が丁寧にそして生々しく演じてくださいました。
どの役もどこかちょっと変なので、どの出演者のファンの方も「今までにないその人」を目にすることが出来ると思います。是非是非ご覧ください!」
※追記:
場面写真が公開されました。
(C)2014 『小野寺の弟・小野寺の姉』製作委員会
※追記:
完成披露特別上映会が開催され、向井理、片桐はいり、山本美月、及川光博、西田征史監督が登壇しました。
(C)2014 『小野寺の弟・小野寺の姉』製作委員会
向井:『小野寺の弟・小野寺の姉』は何かありそうで何もなさそうで、でも何もなさそうで何か起こりうる、そんな映画です。
撮影中は日々不思議な感覚で、あっという間でした。こうして今日みなさんに初お披露目が出来てついにこの日がきたんだなと感無量です。
西田監督とは7年前に仕事をご一緒して、今回映画監督デビューという初仕事に声をかけてもらえてとても嬉しく、共有できて幸せです。
片桐:西田監督と向井さんにお逢いしたのが6年くらい前で、そのころから「こんなことが出来たら良いね」と話していました。
5年というハリウッド映画にも負けないくらいの準備期間を経て、今日ついにこの場所に立てることが、世界の頂点に登りつめたような気持ちでいっぱいです(笑)。
色んな気持ちのすれ違いや思いやりみたいな色んな「気持ちのサスペンス」を楽しんでいただけたら嬉しいです。
(サスペンスじゃないよ!と全員のつっこみで会場大爆笑)この映画には本当に「良い人」たちがたくさん出てきて、またこんなにクセのある方達と共演させていただいて、本当に楽しかったです。
どうぞ小野寺家にあがってくつろいでいってください、というような映画になっています。最後までどうぞくつろいで帰ってくださいね。
山本:普段着ることが少ないふわっとした服を着るような、ゆるふわな役をもらえて嬉しかったです。
片桐さんと向井さんは本当にコミカルで、2人に支えてもらいながら現場も本当に楽しかったです。
そんな雰囲気の作品が出来ました。絵本のような可愛らしい世界観を、リラックスして楽しんでもらえたら嬉しいです。
及川:この作品に参加出来て本当に良かったと思います。
片桐さんと向井さんは普段からちょっかいを出し合っていて、「一生やってろ!」と嫉妬するくらい本当に姉弟のように仲が良いんです。
そしてそれがスクリーンにも現れていると思います。
そして、今ノリにノっている西田監督の波に一緒に乗りたいです!
「ささやかな日常を描きつつも、心の中はアドベンチャー」そんな本作をたくさんの人が観て、この秋、日本中に「小野寺見た?」という会話が駆け巡るのではないかなと思います。
西田監督:こんなに濃くて、そして自分が本当に大好きな役者さんたちに出演いただき、そして自分が描きたいものをこの作品に込めました。
今日はみなさんに観ていただく初めての機会でドキドキしていますが最後まで見てもらえたら幸せです。
▼片桐さん、向井さん お互いについて
向井:5年前に、西田監督から「姉弟の話を書きたい」とお話をいただいて、「意外な組み合わせだな〜(笑)」と思っていました。
片桐:以前、向井さんに「恋愛感情を抱いている」という役で共演していたから、恋愛感情から姉の気持ちに切り替えていくのが大変でした。やっぱり5年の期間は必要でしたよ。(笑)
向井:去年、「小野寺の弟・小野寺の姉」ではいりさんとは舞台をやっていたので、すでに作り上げていたものはありました。はいりさんと共演させていただいた長年の関係の蓄積や、普段通りの僕らの関係がスクリーンで出せたら面白いんじゃないかな、と。
片桐:普段、向井さんはたくさんの女優さんと共演していると思いますが、普段とは違う向井理さんを見せられたらと思いながら演じました。本当に素敵な弟になったんですよ!"1億人の弟"ですよ!!
向井:はいりさんは尊敬する先輩の俳優であり、冗談抜きで日本一のコメディエンヌだと思っています。この作品だけでなく、他の作品でもこんなに色々にじみ出てくる女優さんというのは、いるだけで本当に面白いと思います。コメディエンヌとして全てを備えていると思います。舞台でははいりさんの背中を見て勉強もさせてもらい、今回は映画ではいりさんに恩返しできたのでは、と思っています。
片桐:私は実際に弟がいるのですが、向井さんは本当に理想の弟です。普段も、向井さんは弟として姉をうまく転がしてくれるんです。普段逢わなくても、今向井さんは何しているのかな、とか、ちゃんと寝れたかな、とか考えてしまいます。
▼共演エピソード
山本:西田監督が、私と向井さんの間に入って、仲をとりもってくれていました。
西田監督:劇中で二人がまだ親密にならないシーンを、現場でまだ二人がしゃべらないうちに撮りました。映画の仲で二人が段々仲良くなってくるころから、山本さんと向井さんの会話の間に立ったんですよ!
向井:僕は、「なんでこの人こんなに入ってくるんだろう...」と思っていました(笑)
西田監督:そうなの!?ごめん!!
及川:以前、はいりさんとは『キューティーハニー』という映画の悪の化身の役で共演してたんですよ!今回ははいりさんとデートできて楽しかったです!
▼それぞれ個性的なキャラクター達。実際に姉弟にするとしたら誰がいい?
及川:やっぱり弟にしたいNo.1向井くんです!とにかく呑んで語らいたいです。
向井:僕は実際に兄がいるので、小さい頃は姉がほしいなと思っていました。はいりさんとこんなに長い間姉弟をやっていると、本当にお姉ちゃんとしてみてしまうところがあります。劇中ではご飯を一緒に食べるシーンがたくさんあって、その間無言でも全然苦しくないし、それでいてゴハンは作ってくれるし、そんな姉ちゃん良いな、と。実際に撮影の待ち時間もしゃべったりしゃべらなかったり、はいりさんとはすごく喜楽でした。
片桐:弟は十分堪能したので、今度は「兄」として向井さんを持って帰りたいです。向井さんは本当に便利で。(笑)何でも出来るし、落ち着いてるし、お芝居でもうまく転がされるんですけど、それだったら今度は弟じゃなくてお兄ちゃんとして私を甘えさせてほしいですね。
山本:私は、面倒見の良さでやっぱりより子さんかなと思います。やさしさが素敵です。
西田監督:僕もより子さんが良いですね。
▼西田監督から最後に一言
西田監督:25歳くらいから舞台の作演出をして、ずっとオリジナルにこだわってつくってきて、経験を積みこうしてやっと自分のオリジナルで発表できるようになりました。
これまでは『怪物くん』や『妖怪人間ベム』、アニメ『TIGER & BUNNY』など「地球を救う」という大きなスケールのお話ばかりだったので、今回は、大好きで豪華なキャストで地味な家の中の映画を撮りました。
気に入ってもらえたら、お友達、家族、知らない人にも宣伝してください。よろしくお願いします。
●舞台「小野寺の弟・小野寺の姉」
上演:2013/7/12〜8/11 天王洲銀河劇場(東京)
2013/8/22〜8/28 シアター・ドラマシティ(大阪)
原作・演出・脚本:西田征史
出演:片桐はいり/向井理/木南晴夏/野村周平/森谷ふみ/平田敦子/片桐仁/山内圭哉/ユースケ・サンタマリア
DVD:1/24発売:小野寺の弟・小野寺の姉 -お茶と映画- [DVD]
映画「小野寺の弟・小野寺の姉」