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2014年1月31日
■映画「マエストロ!」松坂桃李・西田敏行主演
さそうあきらの漫画「マエストロ」が、奥寺佐渡子脚本、小林聖太郎監督、松坂桃李・西田敏行主演で映画化。2015年に公開されます。
「マエストロ!」は、2003年より連載がスタートした、さそうあきらの漫画。
スポンサーの倒産で解散を余儀なくされたオーケストラの団員が、謎の指揮者・天道によって集められ、楽団員がそれぞれが抱える心の傷と挫折から、次第に自信を取り戻していく様を描いた物語。
コミックは全3巻で双葉社アクションコミックスより発売。
第12回文化庁メディア芸術祭にて優秀賞受賞、第13回手塚治虫文化賞にノミネートされています。
この「マエストロ!」が、2007年に立ち上げられたWOWOWの劇場用映画レーベル「WOWOW FILMS」により映画化されます。
キャストは、天才コンサートマスター香坂真一役を松坂桃李、指揮者・天道徹三郎役を西田敏行。
二人は今作が初共演。共に初となる楽器演奏、指揮に挑みます。
脚本は「八日目の蝉」「サマーウォーズ」などの奥寺佐渡子。
監督は「毎日かあさん」などの小林聖太郎。
映画「マエストロ!」は、3月にクランクイン。2015年公開予定。
※追記:2015年1月31日(土)より全国ロードショー。
※追記:あらすじ、ポスター、画像追加しました。
※追記:スピンオフドラマがムービープラスで放送されます。
■ドラマ「オーケストラのすべてが分かる!?〜再結成前夜〜」 | 演劇ニュース
(C)2015『マエストロ!』製作委員会 (C)さそうあきら/双葉社
●映画「マエストロ!」
公開:2015/1/31
配給:松竹=アスミック・エース
制作:アスミック・エース=C&Iエンタテインメント
監督:小林聖太郎
脚本:奥寺佐渡子
原作:さそうあきら「マエストロ」(双葉社刊)漫画アクション連載
出演:松坂桃李/miwa/西田敏行/古館寛治/大石吾朗/濱田マリ/河井青葉/池田鉄洋/モロ師岡/村杉蝉之介/小林且弥/中村倫也/斉藤暁/ 嶋田久作/松重豊/宮下順子/淵上泰史/木下半太/中村ゆり/綾田俊樹/石井正則/でんでん
チケット:[全国券][オフィシャルサイト]
あらすじ
若きヴァイオリニスト香坂のもとに、不況で解散した名門オーケストラ再結成の話が舞い込む。
復活コンサートはわずか1か月後。だが、練習場は廃工場、集まったメンバーは再就職先の決まらない「負け組」楽団員たちとアマチュアフルート奏者のあまね。
久しぶりに合わせた音はとてもプロとは言えないもので、不安が広がる。
そこに現れた謎の指揮者、天道。彼こそが再結成を企画した張本人。経歴も素性も不明。
指揮棒の代わりに大工道具で指揮をとり、とまどう楽団員たちに対し、ダメ出しを連発。
演奏会の演目は、何百回も弾いてきた「運命」と「未完成」だが、1日目の練習は「運命」第一楽章の出だしのみで終わってしまう......。
コンサートマスターとして、バラバラのオーケストラメンバーたちの気持ちをまとめようと一人奮闘する香坂。
だが、そんな香坂の頑張りをよそに、天道はオーケストラをかき乱し続ける。
日替わりで練習曲を変えたり、突然楽団員の配置替えをしてみたり......。
思いつきのような練習に加え、情け容赦ない物言いに、楽団員誰もが猛反発!
ギャラが支払われるかも不明で、イライラは募るばかり!
一方で、天道の厳しい指導が、錆ついていた楽団員たちの演奏を復活させていっているのもまた事実だった。
それぞれが抱えていた心の傷や挫折から次第に立ち直り、音楽に対する情熱や自信を取り戻していく。
練習を重ねるうちに天道の作り上げる世界に、気付けば誰もが引き込まれていた。
そんなある日、スポンサー撤退の報が飛び込んでくる。
このままではコンサートがキャンセルになってしまう、と慌ててステージマネージャー・相馬のもとを訪ねる香坂と楽団員・阿久津。
その場で香坂は、名ヴァイオリニストだった父が昔、天道と同じオケにいた事、父親が死んだ裏には天道が関係していた事を知る。
ショックを受け、天道への反発を強めた香坂は、翌日の練習後、楽団員たちにオーケストラの解散を告げる。
あまねがひた向きに音楽に取り組む姿勢を目の前にしながらも素直になれない香坂。
天道から、何のために音楽をやっているのかと問われても、香坂はとっさに答えることができない......。
そんな中、相馬や楽団員たちの何人かは、復活コンサートの開催を諦めていなかった。もちろん天道も。
再び練習場に集まり、音楽を奏で始めるメンバーたち。香坂のもとにあまねから、「運命」と「未完成」の譜面が届き、香坂の心は揺れる......。
そして迎えた復活コンサート当日。果たしてコンサートは無事開かれるのか?
楽団員たち全員が知らなかった、天道が仕掛けた本当の"秘密"とは?
主演:松坂桃李コメント
この作品の根幹にあるクラシック自体もバイオリンも初めて触れるものなので、新鮮さが楽しみな反面、怖さも感じています。
共演の西田敏行さんはいつか機会があればご一緒してみたいと思っていた俳優さんなので、どんなマエストロとして登場されるのか、楽しみで仕方ありません。
優しい雰囲気を全身に纏っていらっしゃるけれど、芝居となると尖ったものが見え隠れしている方だと思うので、西田さんからいろいろと学ばせて頂きたいです。
役柄的にコンマスとしてオーケストラのメンバーを率いていかなくてはならないので、ちゃんと前に立てるよう、現場でも存在していきたいと思います。
音楽を楽しむように、香坂という役を楽しんで演じていきたいです。
主演:西田敏行コメント
小林監督とは助監督時代『ゲロッパ!』でご一緒し、きらめく才能を垣間見ました。
その才能をいかんなく発揮できるこの作品で、演出家としてのきらめきを見てみたいと思ったのが、今回出演を決めた一番の理由です。
原作はクラシック音楽に対して深い哲学を持つ作品です。
今までクラシックをあまり聞いてこなかったですが、この作品でクラシックに真正面から向き合い、ベートーヴェンは何を言いたかったのか、語りたかったのか、役者の目線で、役者の耳で聞いてみようと思います。
監督:小林聖太郎コメント
指揮者が楽器を持たない音楽家であるように、映画監督も自分ひとりでは何もできない存在ですが、
松坂桃李くん、西田敏行さんといった凄腕の「演奏家」が仲間になってくれた今、ともにどのような音楽を奏でることができるか......
不安とワクワクがないまぜになった興奮とともに準備を進めております。
クラシック音楽を知る人も知らない人も楽しめる映画になると思います。劇場でお会いできれば幸いです。
原作:さそうあきらコメント
あの西田敏行さんの指揮棒により運命の扉がノックされ、コンサートマスター松坂桃李さんのもと、オーケストラが一つになる...
僕の小さなペン先によってまかれた種がこのような大きな実を結ぶことになり、どきどきして完成を心待ちにしています。