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2013年11月 8日
■「幽霊」安蘭けい×森新太郎
安蘭けい、忍成修吾、吉見一豊、松岡茉優、阿藤快が出演。森新太郎演出。
イプセン「幽霊」が、2014年3月に上演されます。
「幽霊」(Ghosts)(Gengangere)は、近代演劇の父と呼ばれるノルウェーの劇作家ヘンリック・イプセン(Henrik Ibsen)が1881年に発表した作品。
登場人物5名、全3幕の家庭の会話劇ですが、
作中で性病や近親相姦が扱われている上、宗教への不敬などが問題となり、発表当時は世界各国で上演が禁止され、
初演は1982年5月のアメリカ・シカゴと言われています。
この「幽霊」が、森新太郎演出で上演されます。
主役となるアルヴィング夫人を演じるのは、「アントニーとクレオパトラ」以来2度目のストレートプレイ出演となる安蘭けい。
その他、忍成修吾、吉見一豊、松岡茉優、阿藤快が出演。
「幽霊」は、2014年3月20日から30日にBunkamuraシアターコクーンで上演。
チケットは指定席8,000円、コクーンシート5,000円で12月7日発売。
●「幽霊」
日程:2014/3/20~3/30 Bunkamuraシアターコクーン(東京)
主催:ホリプロ
演出:森新太郎
作:イプセン
出演:安蘭けい/忍成修吾/吉見一豊/松岡茉優/阿藤快
チケット:[東京]
あらすじ
舞台はノルウェー西部のフィヨルドに臨む名士アルヴィング家の屋敷。
十年前に他界した夫の功績を讃える記念式典の前日、牧師のマンデルスは、信仰に背を向けて生きる未亡人が、故アルヴィング大尉の名声に傷をつけていると非難する。
しかし彼女は、夫の私生活が救いようのないほど堕落していたこと、そして一人息子オスヴァルのため世間にはそれをひた隠しにして生きてきたことを告白する。
未亡人が愛のない偽りの生活を送っていたことを知り、牧師はショックを隠しきれない。
そんな中、留学先のパリから帰国したオスヴァルは、女中レギーネとの結婚願望を母親に打ち明ける。
しかしレギーネは、故アルヴィング大尉が生前、放蕩の挙句、当時の女中に産ませた異母兄妹であった・・・