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2013年11月25日
■市川海老蔵「古典への誘い」2014 長女も初お披露目
市川海老蔵企画公演「古典への誘い」。2014年3月より全国7都市で上演されます。
伝統芸能をよりわかりやすく多角的に味わってもらおうと、市川海老蔵が自ら企画。2012年にスタートした「古典への誘い」。
2012年の第1回は同じ伝説を素材としたこの2つの演目、能「石橋」(しゃっきょう)と歌舞伎舞踊「連獅子」を上演。
2回目となる今年の「市川海老蔵 古典への誘い ~江戸の華~」では"清元"をテーマに、対照的な「保名」と「お祭り」の2演目を海老蔵が踊った他、
素顔の海老蔵の口上や、清元のみの演奏で行われる「玉屋」が上演されました。
そして3回目となる2014年は、2012年の再演として半能「石橋」と歌舞伎舞踊「連獅子」が上演されます
今回は、より古典に戻すという意味で、前回割愛したものも上演。
また八千代座での公演では、娘・麗禾(れいか)さんが初お目見えの予定となっています。
市川海老蔵「古典への誘い」は、2014年3月6日から25日に全国7都市で上演。
※追記:
3月6日から10日に八千代座、13日から15日に観世能楽堂、19日に仙台サンプラザホール、20日に岩手県民会館、21日に札幌プリンスホテル、23日に秋田市文化会館、25日に郡山市民文化センターで上演。
●市川海老蔵 ~古典への誘い2014~
日程:2014/3/6〜3/10 八千代座(熊本)
2014/3/13〜3/15 観世能楽堂(東京)(12/7発売)
2014/3/19 仙台サンプラザホール(宮城)(11/30発売)
2014/3/20 岩手県民会館(岩手)(11/30発売)
2014/3/21 札幌プリンスホテル(北海道)
2014/3/23 秋田市文化会館(秋田)
2014/3/25 郡山市民文化センター(福島)(11/30発売)
演目:オープニングトーク 市川海老蔵 /半能「石橋」 /舞踊「連獅子」市川海老蔵・市川福太郎
11月25日製作発表会見 市川海老蔵コメント
―今回の八千代座での公演では、娘の麗禾(れいか)さんの初お目見え。
近年、娘が歌舞伎に興味を持って、「パパが見たい、大きいじいじが見たい、勘三郎さんが見たい」と自分でDVDを再生して観ています。
どうやら播磨屋のおじさんが好きみたいです(笑)。
―稽古はいつからしているのか?との問いには
妻の胎内にいた頃から始まっているとも言えるし、そういった環境で育っているというのが大事なんでしょう。
実は、口上はもう出来てるんです。「海老蔵です!團十郎です!」と言って、麗禾ですとはまだ言えないんですけどね(笑)。
自分なりのにらみもやっていて、親バカですが「おお!なんだ!!」と思うこともちらほらあるんですよ。
―息子・勧玄(かんげん)君の顔出し・初お目見えについて
彼は歌舞伎役者になってもらわなくてはいけないので、顔出しについては、遅かれ早かれ出るなら早い方がいい、と親の覚悟を決めました。
『ABKAI』を観に来たんですけど、おとなしい性格の彼がすごく大きな声を出して、生まれてきて一番大きいリアクションだったと思います。
これからも彼に刺激を与えられる芝居を父親として見せていきたいです。
―東北の被災地での公演は海老蔵さんの意向
ずっと行きたいという想いがありました。震災の直後から行きたかったのですが、歌舞伎役者として行きたかったので、諸々の準備が必要になりました。
すぐ行けないのであれば、継続すること、風化させないことを大切にして、今回準備が整いようやく行かせて頂くことになりました。
今回伺えるのが本当にありがたいです。今後も私なりにできることを務めていきたいです。