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2013年11月18日
■新藤兼人賞2013 金賞は映画「凶悪」の白石和彌監督
18回目となる2013年新藤兼人賞が発表され、金賞に「凶悪」の白石和彌監督、銀賞に「ソレイユのこどもたち」の奥谷洋一郎監督が選ばれました。
新藤兼人賞は、独立系プロダクション56社によって組織される、日本映画製作者協会に所属する現役のプロデューサーが
「この監督と組んで仕事をしてみたい」「今後この監督に映画を作らせてみたい」という観点から、その年度で最も優れた新人映画監督を選ぶ賞。
1996年に「最優秀新人監督賞」としてスタートし、2000年より日本のインディペンデント映画の先駆者である新藤兼人監督の名前を冠し、現在の名称に。
2004年の第9回から、新人監督作品に該当する全作品の中から選考する、現在の方式となっています。
1996年の第1回金賞受賞者は「幻の光」の是枝裕和。昨年は「その夜の侍」の赤堀雅秋が金賞を受賞しています。
18回目となる、2013年の新藤兼人賞は、金賞に映画「凶悪」の白石和彌監督、銀賞には奥谷洋一郎監督の「ソレイユのこどもたち」が選ばれました。
新人監督に該当する作品数は年々増えており、2013年度の同賞は126本の中から選ばれています。
授賞式は、12月6日に東京會舘11階 ゴールドルームにて行われます。
▼新藤兼人賞2013 金賞
●映画「凶悪」
公開:2013/9/21
配給:日活/日本映画
監督:白石和彌
脚本:高橋泉/白石和彌
原作:新潮45編集部編『凶悪 -ある死刑囚の告発-』
出演:山田孝之/ピエール瀧/池脇千鶴/リリー・フランキー
▼新藤兼人賞2013 銀賞
●「ソレイユのこどもたち」
監督・撮影・録音・編集:奥谷洋一郎