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2013年10月28日
■岩谷時子さんが他界
岩谷時子さんが、肺炎のため10月25日に死去しました。97歳でした。
岩谷時子さんは1916年3月28日、現在のソウル市生まれ。
1939年に宝塚歌劇団出版部に入社。
宝塚歌劇団トップスターの越路吹雪と出会い、1951年に越路が宝塚を退団すると共に退社。1980年に亡くなるまでマネージャーを務めました。
越路吹雪の代表曲である「愛の讃歌」「ラストダンスは私に」「サン・トワ・マミー」「ラストダンスは私に」「ある愛の詩」などの訳詞を手掛け、数多くのシャンソン・ナンバーを日本に紹介しています。
また「レ・ミゼラブル」「ミス・サイゴン」「ジーザス・クライスト=スーパースター」「ウエスト・サイド物語」「王様と私」など数多くの海外ミュージカルの訳詞も手掛けた他、
作詞家としてもザ・ピーナッツの「恋のバカンス」、加山雄三「お嫁においで」「君といつまでも」、ピンキーとキラーズ「恋の季節」、郷ひろみ「男の子女の子」など数多くの楽曲を手掛けています。
2009年7月に音楽やミュージカルで活躍する若い才能を応援するため「岩谷時子音楽文化振興財団」を設立。
同年9月には文化功労者に選ばれています。
2010年には音楽・演劇界の明日を担う人材や、その向上・発展に功労のあった人物・団体などに贈られる岩谷時子賞を創設しています。
●CD:愛の讃歌~岩谷時子 作品集