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2013年10月26日
■第26回東京国際映画祭 最高賞はスウェーデン映画「ウィ・アー・ザ・ベスト!」
コンペティション部門の最高賞、東京サクラグランプリにはスウェーデン映画の「ウィ・アー・ザ・ベスト!」が選ばれました。日本関係の受賞はありませんでした。
26回目となる今年の東京国際映画祭(Tokyo International Film Festival)は、
10月17日よりTOHOシネマズ 六本木ヒルズをメイン会場に、都内の劇場などで開催。
25日にクロージング・セレモニーがTOHOシネマズ六本木ヒルズで行われ、各賞が発表されました。
コンペティション部門には、93ヶ国1,463本のエントリー作品の中から15作が選出。
日本からは、深田晃司監督「ほとりの朔子」、榊英雄「捨てがたき人々」の2作が出品されていました。
最高賞の東京サクラグランプリに選ばれたのは、1980年代初頭を舞台に、思春期の衝動に駆られてパンクバンドを始める女子中学生の弾けるような日々を描いたスウェーデンの青春映画「ウィ・アー・ザ・ベスト!」(We Are the Best!)(ルーカス・ムーディソン監督)。
審査委員長はチェン・カイコー。日本からは寺島しのぶが審査員を務めています。
●第26回東京国際映画祭
▼コンペティション部門
東京サクラグランプリ:『ウィ・アー・ザ・ベスト!』ルーカス・ムーディソン監督
審査員特別賞:『ルールを曲げろ』ベーナム・ベーザディ監督
最優秀監督賞:ベネディクト・エルリングソン『馬々と人間たち』
最優秀女優賞:ユージン・ドミンゴ『ある理髪師の物語』
最優秀男優賞:ワン・ジンチュン『オルドス警察日記』
最優秀芸術貢献賞:『エンプティ・アワーズ』アーロン・フェルナンデス監督
観客賞:『レッド・ファミリー』イ・ジュヒョン監督
▼アジアの未来部門
作品賞:「今日から明日へ」ヤン・フイロン監督
スペシャル・メンション:「祖谷物語ーおくのひとー」蔦哲一朗監督
▼日本映画スプラッシュ部門
作品賞:「FORMA」坂本あゆみ監督
●「ウィ・アー・ザ・ベスト!」
配給:スウェーデン映画
英題:We Are the Best!
監督・脚本:ルーカス・ムーディソン
原作:ココ・ムーディソン
出演:ミーラ・バルクハンマル/ミーラ・グロシーン/リーヴ・ルモイン
●「ほとりの朔子」
公開:2014/1
監督・脚本:深田晃司
出演:二階堂ふみ/鶴田真由/太賀/古舘寛治/杉野希妃/大竹直/小篠恵奈
●「捨てがたき人々」
公開:2014/春(予定)
配給:アークエンタテインメント株式会社
監督:榊英雄
脚本:秋山命
出演:大森南朋/三輪ひとみ/美保純/内田慈/滝藤賢一/伊藤洋三郎/田口トモロヲ