演劇ニュース

財団法人日本美術協会によって1988年に創設された、世界の優れた芸術家を顕彰する高松宮殿下記念世界文化賞。
9月17日に第25回高松宮殿下記念世界文化賞が発表され、演劇・映像部門はフランシス・フォード・コッポラ(Francis Ford Coppola)が選ばれました。
フランシス・フォード・コッポラは、「ゴッドファーザー」シリーズ、「地獄の黙示録」などの作品で知られる、映画監督、プロデューサー、脚本家。
「コッポラの胡蝶の夢」など最近3作はオリジナル脚本による低予算映画という若い時代の原点に回帰。
現在は3世代のイタリア系アメリカ人を描いた「野心的大作」を執筆中ということです。

音楽部門は、世界的テノール歌手であるスペインのプラシド・ドミンゴ(Placido Domingo)が受賞。
プラシド・ドミンゴは、ホセ・カレーラス、ルチアーノ・パバロッティと共に三大テノールとして知られる他、指揮者、歌劇場芸術監督としても活動しています。

第25回高松宮殿下記念世界文化賞の授賞式は10月16日に東京・赤坂の明治記念館で行われます。

●第25回高松宮殿下記念世界文化賞
演劇･映像部門：フランシス・フォード・コッポラ （アメリカ）
絵画部門：ミケランジェロ・ピストレット （イタリア）
彫刻部門：アントニー・ゴームリー （イギリス）
建築部門：デイヴィッド・チッパーフィールド（イギリス）
音楽部門：プラシド・ドミンゴ （スペイン）

●第17回 若手芸術家奨励制度
聖チェチーリア国立アカデミー付属ユニ・オーケストラ（イタリア・ローマ）

●地獄の黙示録 特別完全版 [DVD]

●ゴッドファーザー コッポラ・リストレーション [DVD-BOX]