ラジオドラマ「山霧の深い晩」倉本聰潤色・演出 | 演劇ニュース

■ラジオドラマ「山霧の深い晩」倉本聰潤色・演出

倉本聰が潤色・演出を手がけるホラー・ラジオドラマ「山霧の深い晩」が、8月14日にTOKYO FMで放送されます。

「山霧の深い晩」は、昭和を代表する劇作家、北条秀司の作品。
三角関係のもつれから自ら命を絶った松葉杖の女性が、男の元へ現れる...というホラー・ストーリー。

この物語を、倉本聰が潤色・演出を手掛け、ラジオドラマとして音だけで表現します。
ラジオドラマ化するにあたっては、原作にはない登場人物のキャラクター設定を加えたり、
松葉杖の女がホテルの古い階段を降りてくるクライマックスシーンのために、富良野演劇工場に階段を作って収録したとのこと。
倉本聰は「ラジオは、究極の影像芸術だと思う。音だけで、リスナーが想像して、頭の中で影像を結ぶ。
演出家や役者が表現するよりも、もっと奔放にイマジネーションが広がる。」と語っています。

倉本聰ラジオドラマシリーズ「山霧の深い晩」は、8月14日20時からTOKYO FMで放送。関東ローカル。