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2013年7月17日
■第3回衛星放送協会オリジナル番組アワード
WOWOW「ホロヴィッツとの対話」がオリジナル番組賞最優秀賞・中継番組部門を受賞。
第3回衛星放送協会オリジナル番組アワードが発表されました。
一般社団法人衛星放送協会が2011年に創設、今年で3回目を迎える「オリジナル番組アワード」授賞式が7月17日に千代田放送会館にて行われました。
オリジナル番組アワードは、BS・CSの衛星放送におけるオリジナル番組や編成企画を表彰するもので、
2012年4月1日から2013年3月31日の期間に初放送された番組が対象となる今回は、計105の応募作の中から各賞が選出されました。
審査委員長は吉岡忍。
オリジナル番組賞最優秀賞・中継番組部門は、3月30日にWOWOWライブで生中継が行われた「ホロヴィッツとの対話」が受賞。
三谷幸喜作・演出。12年ぶりに渡辺謙が舞台出演した他、段田安則、和久井映見、高泉淳子が出演した舞台の大阪公演千秋楽前日の模様を生中継で放送。
舞台中継としては異例の20台以上のカメラに加えて、天井カメラ、クレーンカメラなども導入してのオンエアでした。
鴨下信一審査委員は「演劇の中継はただ写ればいいというのでは満足出来なくなった。それは劇場の興奮、あの何ともいえない舞台と客席の空気も感じさせてくれなければ・・・・
実はこの視聴者の望みは、ずいぶん長いことかなえてもらえなかった。『ホロヴィッツとの対話』は待望久しい望みをまさしくかなえてくれた。」と講評。
「地上波からはこの<中継>というテレビの特質が、ややもすれば失われようとしている。衛星波の番組としては特に顕賞する必要があるだろう。」と結んでいます。
その他、オリジナル番組賞最優秀賞・ドラマ番組部門は、
松平健主演、「鬼平犯科帳」の番外編として、盗賊を主人公に「鬼平」の世界に新たな光を当てたシリーズ第3弾 時代劇専門チャンネル「鬼平外伝正月四日の客」が受賞。
同バラエティー番組部門は、AKBの選抜メンバーがいきなりブロードウェイに連れていかれ、ミュージカルのオーディションを受けさせられるというファミリー劇場「AKB48ネ申テレビスペシャル〜ブロードウェイへの道〜」。
オリジナル番組賞企画賞・ドラマ番組部門ではWOWOWプライム ドラマWスペシャル「尋ね人」と、TwellV「カウンターのふたり」の2作品が受賞。
「尋ね人」は、10月にWOWOWプライムで再放送予定。
また、オリジナル編成企画賞では、WOWOWとTBSによるコラボレーション企画ドラマ「ダブルフェイス」が特別賞を受賞。
2012年10月15日にTBSで放送された「ダブルフェイス 潜入捜査編」、10月27日にWOWOWプライムで放送された「ダブルフェイス 偽装警察編」は、
西島秀俊、香川照之の主演で、地上波のTBS、衛星放送のWOWOWが、局や放送波の垣根を越えて1つのドラマを共同制作するという史上初のコラボレーション企画でした。
ドラマ「ダブルフェイス」は、8月18日に「潜入捜査編」「偽装警察編」共にWOWOWプライムで再放送。
▼第3回衛星放送協会 オリジナル番組賞
オリジナル番組賞最優秀賞
ドラマ番組部門:「鬼平外伝正月四日の客」時代劇専門チャンネル
ドキュメンタリー番組部門:「犬と命の物語〜どうぶつと生きる社会〜」BSスカパー!/スカチャン
中継番組部門:「三谷幸喜「ホロヴィッツとの対話」渡辺謙×段田安則×和久井映見×高泉淳子」WOWOWライブ
バラエティー番組部門:「AKB48ネ申テレビスペシャル〜ブロードウェイへの道〜」ファミリー劇場
情報教養番組部門:「戦いの城2 徹底解剖!城の攻め方・守り方」ヒストリーチャンネル
ミニ番組部門:「奇跡の逸品〜映画で見つけた宝物〜 #13 ベスパ」スター・チャンネル1
オリジナル番組賞企画賞
ドラマ番組部門:ドラマWスペシャル「尋ね人」WOWOWプライム
ドラマ番組部門:「カウンターのふたり」TwellV
アニメ番組部門:「機動戦士ガンダムUC FILM&LIVE2012 hand in hand」アニマックス
▼第3回衛星放送協会 オリジナル編成企画賞
最優秀賞:「第1回ヒストリーアワード〜地方の歴史から日本を紐解く〜」ヒストリーチャンネル
奨励賞:『あなたがヒロイン!アワード』女性チャンネル♪LaLa TV
特別賞:WOWOW×TBSコラボレーション企画「ダブルフェイス」TBS/WOWOWプライム