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2013年6月28日

■マルハン松竹六区タワー 浅草六区に新劇場

中小2つの劇場が入居予定。2014年12月、浅草六区に「マルハン松竹六区タワー」が開業予定です。

明治期に日本初の常設映画館が開館。
大正期には"日本の喜劇王"も出演していた「浅草オペラ」が大流行となり、
終戦後には「フランス座」から数々のエンターテイナーを輩出するなど、演劇・映画・落語寄席など、ライブ・エンターテインメント街として知られた浅草六区。
しかし昨年、浅草六区にとって最後の映画館であった「浅草シネマ」「浅草世界館」「浅草名画座」「浅草新劇場」「浅草中映劇場」の5館が相次いで閉館するなど、
エンターテインメントの多様性が増す中、徐々に衰退の道を辿っていました。

株式会社マルハン、松竹株式会社、株式会社アミューズ、セグラス グループホールディングス株式会社の4社は、合弁会社である株式会社 TOKYO 六区 CITYを設立。
エンターテインメントコンテンツの観光資源化による地域再生TOKYO六区CITY「浅草六区再生プロジェクト」をスタートさせ、
その第1弾として「マルハン松竹六区タワー」を2014年12月に開業します。

「マルハン松竹六区タワー」は、浅草中映劇場のあった「浅草中劇会館」「浅草新劇会館」を再開発し、建設される複合型エンターテインメント施設。
2つの劇場、遊技施設、飲食店などが入る予定で、
所在地は台東区浅草2-9、敷地面積は約1,576平方メートル。建物は地下1階、地上8階。2014年12月開業予定。
外観デザインは明治期に建造された、かつての浅草のシンボルタワー「凌雲閣」を彷彿とさせるデザインとなる予定とのこと。

入居する中小2つの劇場は、上演される演目を他社へ委託するのではなく、株式会社 TOKYO 六区 CITYが興行主として運営。
株式会社アミューズ代表取締役会長の大里洋吉がゼネラル・プロデューサーに就任し、
舞台エンターテインメントを中心に、中劇場、小劇場ともに世界展開を狙うことができるコンテンツを、というコンセプトに沿った演目を製作、上演していくとのこと。

マルハン松竹六区タワー 画像

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「マルハン松竹六区タワー 浅草六区に新劇場」奥付

  • Posted : 2013年6月28日 18:38
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