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2013年5月15日
■「杉本文楽 曾根崎心中」2013年ヨーロッパ公演
「杉本文楽 曾根崎心中付り観音廻り」が、9月よりマドリード、ローマ、パリで上演。
映像では杉本博司と束芋のコラボレーションも実現します。
「杉本文楽 曾根崎心中付り観音廻り」(そねざきしんじゅう つけたりかんのんめぐり)は、
構成・演出・美術・映像を現代美術作家の杉本博司、作曲を人間国宝の鶴澤清治が手掛け、
現在の文楽公演では演出の都合により一部が割愛され上演されている、近松門左衛門作「曾根崎心中」を原文に忠実なまま舞台化。
2011年8月14日よりKAAT神奈川芸術劇場で初演された作品。
この「杉本文楽 曾根崎心中」が、2013年9月〜10月の1ヶ月にわたり欧州公演が行われます。
ヨーロッパ公演は、日本スペイン交流400周年の記念事業としてマドリードで開幕。
続いて、海外初の日本文化会館として1962年に開館したローマ日本文化会館の開館50周年記念事業として、ローマにて上演。
最後に、舞台芸術の祭典であるパリのフェスティバル・ドートンヌの1つとして、パリ市立劇場にて11公演。
なお、今回の公演では現代美術作家・束芋もコラボレーション。
作中、桐竹勘十郎が操る一人遣いの「お初」の舞(観音廻り)の背景で、束芋によるオリジナル映像作品が華を添えます。
「杉本文楽 曾根崎心中」(Sugimoto Bunraku: Sonezaki Shinju )は、
9月27日から28日にマドリード・エスパニョール劇場で全2公演、
10月4日から5日にローマ・アルジェンティーナ劇場で全2公演、
10月10日から19日にパリ市立劇場で全11公演。
●「杉本文楽 曾根崎心中 欧州公演」
日程:2013/9/27〜9/28 エスパニョール劇場(マドリード)
2013/10/4〜10/5 アルジェンティーナ劇場(ローマ)
2013/10/10〜10/19 パリ市立劇場(パリ)
構成・演出・美術・映像:杉本博司
作曲・演出:鶴澤清治
原作:近松門左衛門『曾根崎心中付り観音廻り』(岩波書店『新日本古典文學大系』より改訂)
振付:山村若
映像:束芋/杉本博司
出演:鶴澤清治/吉田簑助/桐竹勘十郎/ほか
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