演劇ニュース

「効率学のススメ」(The Opportunity of Efficiency)は、
With -つながる演劇-第1弾ウェールズ編として、4月9日から新国立劇場小劇場で上演されている作品。
ウェールズ国立劇場の初代芸術監督ジョン・E・マグラー(John E McGrath)演出、
同劇場のこけら落とし公演を手掛けたアラン・ハリス(Alan Harris)による書き下ろし新作で、
製薬会社の研究室を舞台に、企業人・社会人にとって生きることの意義、人生の本質や豊かさをテーマに描いた作品。

21日に観劇に訪れた方に拠ると、当日は通常通り開場。
開場時間を10分ほど過ぎた後に公演中止のアナウンスがあったとのこと。
なお公演中止となった原因は、田島優成が21日を夜公演と勘違いしていたためと説明されています。
新国立劇場では、4月21日のチケットについては払い戻し、もしくは別日への振替を受け付けています。
公演は今日22日は休演日で、明日からは通常通りに上演予定。

※追記：
4月21日の公演に訪れた観客に対し、当日の交通費、
また払い戻しを希望された方にはチケット購入の際の手数料についても、劇場側が負担することが新国立劇場より発表されました。
主催者側の都合による公演中止の場合でも、交通費や手数料等は免責事項として記されており、
これらを主催者側が負担するというのは、極めて異例の措置と言えそうです。
●『効率学のススメ』4月21日（日）公演の中止およびチケット代の払い戻しについて｜ニュース｜新国立劇場

●「効率学のススメ」with －つながる演劇・ウェールズ編－
日程：2013/4/9〜4/28　新国立劇場(東京)
演出：ジョン・E・マグラー
原作：アラン・ハリス
翻訳：長島確
出演：豊原功補/宮本裕子/田島優成/渋谷はるか/田島令子/中嶋しゅう
チケット：[東京]

▼雑誌「悲劇喜劇 2013年4月号」

特集：演出ノート：川村毅/鈴木聡/G2/中島淳彦/東憲司/土田英生
追悼：小沢昭一：加藤武/福田善之/仲代達矢/ふじたあさや
戯曲：アラン・ハリス(長島確翻訳)「効率学のススメ」
戯曲：坂手洋二「星の息子」
インタビュー：桜花昇ぼる×高世麻央×桐生麻耶