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2013年4月 5日
■第4回岩谷時子賞 奨励賞に中村勘九郎
岩谷時子賞は松任谷由実が受賞。奨励賞を中村勘九郎が受賞しました。
「岩谷時子賞」は、日本の音楽や芸術の発展・振興に寄与することを目的に、岩谷時子音楽文化振興財団が2010年に制定した賞。
毎年、音楽・演劇界の明日を担う人材や、その向上・発展に功労のあった人物・団体に贈られています。
そして今年も4月4日に東京・帝国ホテルで第4回岩谷時子賞の授賞式が開催されました。
司会は森田美由紀、プレゼンターは八千草薫。
審査員は作曲家の川口真、都倉俊一、音楽プロデューサーの草野浩二。
最高賞となる岩谷時子賞は、松任谷由実が受賞。
デビュー以来40年間、日本の音楽に新しい時代を切りひらき、牽引し続けてきた功績を讃えられての受賞で、
松任谷由実は「もう言葉には出来ないほど、光栄に存じております。日本語をものすごく愛して、挌闘されてきた岩谷先生の足跡を思うと胸が熱くなります。」とコメント。
1973年のデビューアルバムに収録されている「ひこうき雲」をピアノの弾き語りで披露しました。
なお「ひこうき雲」は、今夏公開のスタジオジブリ作品『風立ちぬ』に起用される事が決定しています。
奨励賞は中村勘九郎が受賞。
歌舞伎界で研鑽を重ねる真摯な姿勢、日本演劇界での確固たる存在感などが認められての受賞で、
中村勘九郎は「4月のスタートに時期に賞をいただき、本当に励みになります。もっともっと頑張らないといけないという気持ちになりました」とコメントしています。
その他、特別賞を岩井俊二。
今年で3回目となる、音楽・芸術を志す方々を応援する「岩谷時子 Foundation for Youth」にはフルート奏者の下払桐子が選ばれました。
▼第4回岩谷時子賞
岩谷時子賞:松任谷由実
奨励賞:中村勘九郎
特別賞:岩井俊二
Foundation for Youth:下払桐子