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2013年2月 4日
■「歌舞伎座ギャラリー」歌舞伎座タワーに誕生
新しい歌舞伎座の入る歌舞伎座タワー5階に、文化スポット「歌舞伎座ギャラリー」が4月24日にオープンします。
4月に開場する新しい歌舞伎座。
歌舞伎座と共に新しく誕生するオフィスタワーの名称は「歌舞伎座タワー」、
「歌舞伎座」と「歌舞伎座タワー」から成る複合施設の名称は「GINZA KABUKIZA」となっており、
その歌舞伎座タワー5階に「歌舞伎座ギャラリー」がオープンします。
「歌舞伎座ギャラリー」は、歌舞伎を中心とした日本の伝統文化の魅力を、国境や世代を超えて発信することを目的とした文化スポット。
ギャラリーのメインエントランスを入り、まず広がるのは約180平方メートルの展示空間。
歌舞伎座新開場を記念したオープニング展では、舞台衣裳、大道具、小道具などを展示する「歌舞伎の美」(仮)が開催される予定で、
その後は年に3~4回程度のサイクルで企画展が開催される予定とのこと。
そして、展示空間と共に歌舞伎座ギャラリーのメインとなるのがイベントホール「木挽町ホール」。
広さは約150平方メートル、収容人員は80〜100名程のホールで、
若手の歌舞伎俳優や三味線、小鼓などの演奏家、舞台関係者などが登壇し、歌舞伎や日本文化の魅力についての講演などが催されます。
また企画展のテーマや歌舞伎座で上演中の演目と連動した30分程のミニレクチャーなどの開催も予定されているとのこと。
ホールにはハイビジョンプロジェクターなどの映像・音響設備も備えられており、映像イベントにも対応。
さらに、歌舞伎の衣裳を着て写真を撮れる写真館「スタジオアリス歌舞伎写真館 GINZA KABUKIZA」も同時に誕生します。
これは、全国でこども専門写真館を展開している株式会社スタジオアリスが運営するもので、
衣裳を身につけ、かつら、化粧を施し、書割などの舞台背景の前で写真撮影が可能。
(衣裳などは松竹衣裳株式会社が協力、書割は歌舞伎座舞台株式会社の製作)
また、和服のレンタルも行われ、好みの着物で観劇、銀座散策なども可能。
その他、同フロアには、屋上庭園を臨みつつ茶禅の世界を味わえる日本茶喫茶「築地丸山 寿月堂」、
オリジナルのお土産が買える土産処「楽座」も設置され、
子供や初心者にも歌舞伎に親しみをもってもらえるような空間を目指すということです。
歌舞伎座ギャラリー(Kabukiza Gallery)は、中央区銀座4-12-15、歌舞伎座タワー5階に4月24日オープン。
開館時間は10時から18時。
展示スペース・木挽町ホールは有料で、ワンコインから1,000円程度を想定。
入場券は、歌舞伎座ギャラリー前切符売場にて販売。
ちなみに新しい歌舞伎座の柿落とし公演「柿葺落四月大歌舞伎」は、4月2日が初日となっています。