広告
2013年2月25日
■パゾリーニ戯曲集全6作品初翻訳日本初演 完結『カルデロン』『ピュラデス』
川村毅構成・演出、P.P.パゾリーニ戯曲初翻訳日本初演シリーズ最終章『カルデロン』『ピュラデス』が4月に上演されます。
川村毅の構成・演出で、ピエル・パオロ・パゾリーニ(Pier Paolo Pasolini)の6作品を日本初演する試みを行っているティーファクトリー。
2011年5月『豚小屋』、2012年4月『騙り。』と、父と息子をテーマとしてそれぞれの視点から描いた2作品を連続上演。
10月には作者自らが自伝と称し、死の前年まで改作を繰り返したという詩劇『文体の獣』に取り組みました。
そして最終章として、一番の大作といわれる『カルデロン』と、『ピュラデス』リーディングを4月に上演。
この上演をもって、ミラノ・ガルザンティ社より出版されているパゾリーニ戯曲集に収められた全6作品が、すべて川村毅構成・演出にて上演されることとなります。
『カルデロン』(Calderon)は、17世紀スペインの劇作家・ペドロ・カルデロン・デ・ラ・バルカの戯曲『人の世は夢』に触発され、パゾリーニが1967〜1968年パリ五月革命の頃に書いた作品。
戯曲集に収められた代表作6作品のうち最も大作であり、他の作品が詩の形態に近いのに対し、会話と物語が綴られる戯曲の体をなしており、上演記録も一番多い作品。
キャストは、若松武史、河合杏南、笠木誠、大沼百合子、谷部央年(俳優座)、中村崇、柊アリス、蘭妖子、新橋耐子。
一方『ピュラデス』は、アイスキュロス作ギリシャ悲劇『オレステイア』を元に、1960〜70年代にかけてのイタリアを映して描いた作品。
キャストは、中村崇、小谷真一、山本達也、松田光宏、蓮見のりこ、南かおり、片岡ちひろ、清水さと。
座・高円寺提携 春の劇場02/ティーファクトリー公演
P.P.Pasolini's Calderon『カルデロン』& Pilade『ピュラデス』リーディングは、4月17日から22日に座・高円寺1で上演。
チケットは全席指定、『カルデロン』が4,800円、『ピュラデス』が2,500円(税込)で2月28日発売。
セット券は7,000円(税込)(ティーファクトリーオンラインチケットサービス、劇場窓口/telのみ取扱)。
4月27日には、京都芸術劇場春秋座にて『カルデロン』を上演。14:00、18:00開演の2公演。
チケットは整理番号付き自由席で、一般4,000円、シニア3,600円(60歳以上)、学生&ユース2,500円(税込)で2月26日発売。
●『カルデロン』『ピュラデス』
日程:2013/4/17〜4/22 座・高円寺1(東京)
2013/4/27 京都芸術劇場 春秋座(京都)
構成・演出:川村毅
衣裳・美粧:宇野亜喜良
作:ピエル・パオロ・パゾリーニ
チケット:[東京][京都]
●『カルデロン』
翻訳:田之倉稔
出演:若松武史/河合杏南/笠木誠/大沼百合子/谷部央年/中村崇/柊アリス/蘭妖子/新橋耐子
●『ピュラデス』
翻訳:石川若枝
出演:中村崇/小谷真一/山本達也/松田光宏/蓮見のりこ/南かおり/片岡ちひろ/清水さと
公演日程
4/17 19:00 カルデロン
4/18 14:00 カルデロン
4/19 19:00 カルデロン
4/20 14:00 カルデロン
4/20 18:00 ピュラデス
4/21 14:00 ピュラデス
4/21 18:00 カルデロン
4/22 14:00 カルデロン