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2012年10月26日
■ガレキの太鼓「地響き立てて嘘をつく」
青年団リンク ガレキの太鼓 第7回公演「地響き立てて嘘をつく」が、11月14日よりこまばアゴラ劇場で上演されます。
ガレキの太鼓は、全作品の脚本・演出を担当している舘そらみを中心に、2009年第1回公演『独走』にて旗揚げ。
以降、劇場での本公演と共に、居住空間で行なう「のぞき見公演」を並行して実施。
「生きた言葉が無いとそこには人間は生まれない!」と、全作品が舘の経験・取材に基づいて描かれ、
作品は「人間の孤独」に焦点が当てられ、たっぷりとした愛情表現で人間を描く作品が上演されています。
第7回公演「地響き立てて嘘をつく」は、愚かな人類の歩みの物語。
何万年も昔、人類が初めて言葉を喋ったであろうその時から、
何度も何度も国が変わり為政者が変わり、ここまで来た人類の歩みが描かれます。
おバカな人類の、繰り返しの物語。もう何が常識か分からなくなるような、バカバカしいほどの人間賛歌の物語。
キャストは、伊藤毅(青年団/643ノゲッツー)、太田宏(青年団)、北川裕子、辻貴大(カムヰヤッセン)、
萬洲通擴、峯岸のり子、由かほる(青年団)、吉田紗和子(客演)、海老根理、工藤さや、神谷大輔。
役は固定されず、俳優全員が何役も演じ、役の変化は舞台上で替えられる衣裳の変化によって表されます。
これは第6回公演『吐くほどに眠る』にて初めて採られた演出手法で、今回はその発展形が用いられるとのこと。
作・演出は舘そらみ。
青年団リンク ガレキの太鼓 第7回公演「地響き立てて嘘をつく」は、11月14日から21日に、東京・こまばアゴラ劇場で上演。
チケットは全席自由、前売2,700円、当日3,000円(税込)で発売中。
14日・15日昼公演は「よろしく割」で前売・当日共 2,500円。
●ガレキの太鼓「地響き立てて嘘をつく」
日程:2012/11/14〜11/21 こまばアゴラ劇場(東京)
演出・脚本:舘そらみ
出演:伊藤毅/太田宏/北川裕子/辻貴大/萬洲通擴/由かほる/峯岸のり子/海老根理/工藤さや/神谷大輔/吉田紗和子
チケット:[東京]
あらすじ
人類の歴史を歩みます.
と言っても、明確なストーリーはありません。
歴史的な事柄なんぞをなぞるのではありません。
人類が誕生してから現在まで、気が狂うくらいの回数続けてきたであろう日常を描きます。
原始人の日常を、江戸時代の農民の日常を、色んな時代の日常を描きます。ただ肉の塊だったそれが、
米となり、ホットドックになり、コンビニのおにぎりになっているかもしれない。
SEXなんぞバンバンやりまくれどこででもやりまくれと言っている父親が、処女性を大事にしろと言い、
その後には妊娠だけはしてくれるなと願っているかもしない。
文明によって変わる。人類の、恐ろしいほど変わりゆく部分と、滑稽なほど変わらない部分を描きます。