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2012年10月29日
■第25回東京国際映画祭授賞式
松江哲明監督「フラッシュバックメモリーズ 3D」は観客賞を受賞しました。
25回目となる今年の東京国際映画祭(Tokyo International Film Festival)は、
10月20日よりTOHOシネマズ 六本木ヒルズなど各劇場で開催。
28日にクロージング・セレモニーがTOHOシネマズ六本木ヒルズで行われ、各賞が発表されました。
コンペティション部門で最優秀賞に該当する東京サクラグランプリを受賞したのは、
両親の実子でないことを知ったイスラエル人の青年を主人公に、イスラエルとパレスチナ問題を描いたフランス映画「もうひとりの息子」。
昨年の映画祭では「最強のふたり」がグランプリを獲得しており、2年続けてフランス映画が制覇する形となっています。
日本からのコンペ出品作、松江哲明監督初の3D作品「フラッシュバックメモリーズ 3D」は観客賞を受賞。
奥原浩志監督による全編北京語の「黒い四角」は、惜しくも受賞はありませんでした。
(第25回東京国際映画祭ラインナップ)
●第25回東京国際映画祭
▼コンペティション部門
東京サクラグランプリ:「もうひとりの息子」ロレーヌ・レヴィ監督(フランス)
審査員特別賞:「未熟な犯罪者」カン・イグァン監督(韓国)
最優秀監督賞:ロレーヌ・レヴィ監督「もうひとりの息子」
最優秀女優賞:ネスリハン・アタギュル「天と地の間のどこか」(トルコ/ドイツ)
最優秀男優賞:ソ・ヨンジュ「未熟な犯罪者」
最優秀芸術貢献賞:パンカジ・クマール「テセウスの船」撮影監督
観客賞:「フラッシュバックメモリーズ 3D」松江哲明監督(日本)
▼TOYOTA Earth Grand Prix
TOYOTA Earth Grand Prix:「聖者からの食事」ヴァレリー・ベルトー/フィリップ・ウィチュス監督(ベルギー)
TOYOTA Earth Grand Prix審査員特別賞:「ゴミ地球の代償」キャンディダ・ブラディ監督(イギリス)
▼アジアの風部門
最優秀アジア映画賞:「沈黙の夜」レイス・チェリッキ監督(トルコ)
スペシャル・メンション:「ブワカウ」ジュン・ロブレス・ラナ監督(フィリピン)
スペシャル・メンション:「兵士、その後」アソカ・ハンダガマ監督(スリランカ)
スペシャル・メンション:「老人ホームを飛びだして」チャン・ヤン監督(中国)
▼日本映画・ある視点部門
作品賞:「GFP BUNNY -タリウム少女のプログラム-」土屋豊監督(日本)