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2012年9月13日

■第24回高松宮殿下記念世界文化賞

第24回高松宮殿下記念世界文化賞が発表され、演劇・映像部門は森下洋子が受賞しました。

高松宮殿下記念世界文化賞(Praemium Imperiale)は、
財団法人日本美術協会によって1988年に創設された、世界の優れた芸術家を顕彰する賞。
9月12日に第24回高松宮殿下記念世界文化賞が発表され、演劇・映像部門はバレエダンサーの森下洋子が受賞しました。

森下洋子は、1948年広島生まれ。
日本を代表する国際的プリマバレリーナで、1981年には日本人として初めてオペラ座に出演。
1985年には、松山バレエ団「ジゼル」(Giselle)ロンドン・コロシアム公演で、
日本人として初めでオリヴィエ賞(新作ダンスの個人パフォーマンス部門)を受賞しています。

その他、音楽部門では、
インド音楽を取り入れたミニマル・ミュージックの巨匠であるフィリップ・グラス(Philip Glass)が受賞。
フィリップ・グラスは、自らも1970年の旗揚げに参加した、ニューヨークを拠点とするアバンギャルド劇団
マブー・マインズ(Mabou Mines)の音楽をはじめ、オペラや映画などの音楽で知られ、
日米合作映画「ミシマ:ア・ライフ・イン・フォー・チャプターズ」(Mishima: A Life In Four Chapters)の音楽も手掛けています。

森下洋子: バレリーナの情熱 Philip Glass Glassworks Mishima: A Life In Four Chapters

第24回高松宮殿下記念世界文化賞
演劇・映像部門:森下洋子
絵画部門:蔡國強
彫刻部門:チェッコ・ボナノッテ
建築部門:ヘニング・ラーセン
音楽部門:フィリップ・グラス

第16回若手芸術家奨励制度
対象団体:スフィンクス・オーガニゼーション

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「第24回高松宮殿下記念世界文化賞」奥付

  • Posted : 2012年9月13日 17:35
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