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2012年9月19日
■TPAM in Yokohamaオータムセッション
坂手洋二・中根公夫・神里雄大・危口統之・神村恵などをスピーカーに迎え、9月29〜30日にTPAM in Yokohamaオータムセッションが開催されます。
「TPAM in Yokohamaオータムセッション」は、舞台芸術に取り組むプロフェッショナルのための
国際的プラットフォームであるTPAM in Yokohamaの関連イベント。
9月29日と30日にヨコハマ創造都市センターで、舞台芸術を取り巻くトピックを取り上げ、
多彩なゲストによるトーク・セッションが行なわれます。
29日は、劇作家・演出家の坂手洋二、演劇プロデューサーの中根公夫をスピーカーに迎え「表現の自由をめぐって」というテーマで、
30日には岡崎藝術座主宰の神里雄大、悪魔のしるし主宰の危口統之、振付家・ダンサーの神村恵をスピーカーに迎え
「舞台芸術をつなぐ国際ネットワーク」というテーマで、それぞれトーク・セッションが行われます。
参加費は、1日券500円(事前予約・当日精算)、横浜市民は無料(当日住所が分かる身分証持参)。
申込みは、PARCサイトのフォームメール、またはメール(info@parc-jc.org)まで、
1.お名前(フリガナ)、2.ご所属、3.連絡先(当日つながるもの)、4.E-mailアドレス、5.ご希望日時を明記のこと。
●TPAM in Yokohama オータムセッション
日程:2012/9/29〜9/30 ヨコハマ創造都市センター(YCC)3F
▼2012/9/29 第1部13:00〜14:30 第2部15:00〜16:30
「表現の自由をめぐって」
スピーカー:坂手洋二/中根公夫/他
演劇という表現行為は運動なのか? 芸術なのか?
世界的、もしくは歴史的に見れば、演劇は市民社会を更新する一助を担ってきました。
新しい時代の局面を実感している現在。演劇と表現の自由について、今だから語れる60年代の実録と、
同時代の分析をそれぞれのスピーカーにお話しいただきます。
坂手洋二
劇作家、演出家。1983年、燐光群を旗揚げ。『屋根裏』『だるまさんがころんだ』『くじらの墓標』『天皇と接吻』等、ジャーナリスティックな視点と卓越したアイデアの作品群を発表している。
岸田國士戯曲賞、鶴屋南北戯曲賞、読売文学賞、紀伊國屋演劇賞、朝日舞台芸術賞、読売演劇大賞最優秀演出家賞等を受賞。海外公演多数。
戯曲は海外で10以上の言語に翻訳され、出版・上演されている。日本劇作家協会会長。日本演出者協会理事。
中根公夫
1962年東宝株式会社入社、菊田一夫に師事し、舞台監督、演出助手、製作助手として、多数のミュージカル、演劇、レビュー等を担当。その間文部省派遣フランス政府給費留学生として渡仏。
帰国後東宝に戻り、1974年演出家・蜷川幸雄を東宝に招き、「ロミオとジュリエット」を皮切りに「王女メディア」「NINIAGAWA・マクベス」
「テンペスト」等多くの傑作を製作する他、百数十本の演劇をプロデュース。1990年環太平洋地域の舞台芸術交流を目指して国際舞台芸術交流センター(PARC)を設立、理事長に就任(~2011年)。1995年東京国際舞台芸術フェスティバル事務局長(~1997年)に就任、フェスティバルに併設して日本初の「芸術見本市」を創設。
▼2012/9/30 第1部11:00〜12:00 第2部13:00〜15:00
「舞台芸術をつなぐ国際ネットワーク」
モデレーター:大平勝弘(STスポット 館長)
スピーカー:神里雄大(岡崎藝術座)/神村恵/危口統之(悪魔のしるし)
海外公演やツアー、国際共同製作を行なったアーティストの事例紹介から、
海外のフェスティバルや劇場、アーティストとの新しい関係性を探ります。
神里雄大
演出家・作家・岡崎藝術座主宰
1982年ペルー共和国生まれ川崎育ち。2003年早稲田大学在学時に岡崎藝術座を結成。06年『しっぽをつかまれた欲望』で利賀演出家コンクール最優秀演出家賞を最年少で受賞。
09年『ヘアカットさん』が第54回岸田國士戯曲賞最終候補作品にノミネート。2011年2012年と2年連続で、フェスティバル/トーキョー主催演目に参加。
今夏、台北アートフェスティバルにて、自身初となる海外公演『レッドと黒の膨張する半球体』を上演した。近年は、演劇作品の演出のほか、小説やイラスト、詩の分野においても活動の幅を広げている。
ワークショップの講師歴も多数。
危口統之
演出家、揚重工。1975年岡山県倉敷市生。横浜国立大学建設学科卒。演劇などを企画・上演する集まり「悪魔のしるし」主宰。
2011年5月から9月まで、トーキョーワンダーサイトによる「国内クリエーター交流プログラム」にレジデンスアーティストとして参加。
2012年8月~9月「搬入プロジェクト」スイスツアーを実施。
神村恵
振付家・ダンサー。幼少よりバレエを学ぶ。2004年よりソロ作品を発表し始め、国内外の様々な場所で公演を行う。
2006年神村恵カンパニー設立。2010年7月、トヨタコレオグラフィーアワード2010に出場。2010年11月、「飛び地」上演。2012年9月、東京国立近代美術館「14の夕べ」にてパフォーマンス。
目に見える身体の動きと、目に見えない意識の動きの関わり方を、思考と実践によって探り続けている。
主催・企画・制作:国際舞台芸術交流センター(PARC)
共催:ヨコハマ創造都市センター
後援:横浜市文化観光局
横浜市マザーポートエリア創造活動支援事業認定事業