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2012年8月27日
■深夜練(木皮成+喜多真奈美)「HEEL DOWN↓」
風営法「ダンス規制」に着想を得たダンス作品、深夜練(木皮成+喜多真奈美)「HEEL DOWN↓」が上演されます。
深夜練は、多摩美術大学四年次在学の木皮成(きがわ・せい)と、
東京女子体育大学三年次在学の喜多真奈美(きた・まなみ)の2人組ダンスユニット。
演劇から表現活動をスタートさせ、我流で踊り始めた木皮成と、
ジャズ、ヒップホップ、ブレイク、日本舞踊など、テクニックを追求しながら未知なる表現を求めてきた喜多真奈美。
そんな真逆の方向性の若い二人によるダンス公演「HEEL DOWN↓」が上演されます。
今年4月、中学校の保健体育で男女問わずダンスが必修となりました。
一方その頃、大阪市北区のクラブ「NOON」が風営法違反で摘発されました。
客にダンスをさせ、飲食物を提供する店は公安委員会の営業許可が必要ですが、許可を取得した場合、営業時間は原則深夜0時までに制限されてしまいます。
そのため、営業許可を取得していない店の中には、摘発を恐れて「ダンス禁止」の貼り紙をしているところも出てきました。
ダンスが禁止される理由は、売春婦がダンサーとして客をとっていた時代に、風紀を正す目的で制定されたため。
報道によると、警察は「カカトを床から浮かす」「肩を揺らす」などをダンスとみなしているといいます。
ダンサー・木皮成はここに着目。
イベントスペース・SNACの若手育成プログラム「スモール・ステップ」にて、
矢内原美邦らのアドバイスのもと、喜多真奈美と共にダンス作品を制作しました。
サマーフェスティバル〈汎-PAN-2012〉参加、SNAC presents スモール・ステップ最終公演、
深夜練(木皮成+喜多真奈美)「HEEL DOWN↓」は、9月5日から6日にこまばアゴラ劇場で上演。
チケットは一般2,000円、学生1,500円(当日券は+200円)。
●深夜練「HEEL DOWN↓」
日程:2012/9/5〜9/6 こまばアゴラ劇場(東京)
振付・演出・構成・出演:木皮成/喜多真奈美
チケット:[東京]