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2012年7月 9日
■映画「天地明察」岡田准一・宮崎あおい・中井貴一・松本幸四郎
岡田准一・宮崎あおい・佐藤隆太・市川猿之助・笹野高史・岸部一徳・渡辺大・白井晃・横山裕・市川染五郎・中井貴一・松本幸四郎の出演で、冲方丁「天地明察」が映画化されます。
「天地明察」(てんちめいさつ)は、冲方丁(うぶかた とう)が2010年に刊行した時代小説。
江戸時代、日本初の暦作りに挑んだ実在の人物・安井算哲(後の渋川春海)の生涯を描いた物語で、
2011年大学読書人大賞、第31回吉川英治文学新人賞、第7回北東文芸賞、第4回舟橋聖一文学賞の5賞を受賞しています。
暦に大きなずれが生じ始めていた江戸時代前期。
暦の間違いを正し、新たな暦を作るという一大計画を任された男・安井算哲が、
幾度も挫折を味わいながらも、様々な人々と出会い支えられながら、決して諦めずに夢を追い続ける姿を、
日本を縦断するダイナミックな天体観測、幕府と朝廷の権力争いなどの人間模様を背景に描きます。
この「天地明察」が、「おくりびと」の滝田洋二郎監督で映画化されます。
キャストは、主人公の囲碁棋士・安井算哲(後の渋川春海)役をV6の岡田准一。
算哲の妻えん役を宮崎あおい、えんの兄で和算家の村瀬義益役を佐藤隆太、才和算家の関孝和役を市川猿之助、
算哲の北極星観測の旅に同行する建部昌明役を笹野高史、同じく伊藤重孝役を岸部一徳、
会津藩の武士・安藤有益役を渡辺大、算哲の幼少時代の恩師・山崎闇斎役を白井晃、
算哲の改暦事業を阻もうとする公家の陰陽博士・宮栖川友麿役を市川染五郎、
算哲のライバルにして親友、囲碁界の革命児・本因坊道策役を横山裕、
副将軍・水戸光圀に中井貴一、そして算哲に改暦事業を命じる会津藩主・保科正之公役を松本幸四郎。
ナレーションを真田広之、脚本は加藤正人、音楽は久石譲。
映画「天地明察」は、9月15日(土)丸の内ピカデリー他全国ロードショー。
●映画「天地明察」
公開:2012/9/15
配給:角川映画/松竹
監督:滝田洋二郎
脚本:加藤正人
原作:冲方丁(「天地明察」角川書店刊)
音楽:久石譲
出演:岡田准一/宮崎あおい/佐藤隆太/市川猿之助/笹野高史/岸部一徳/渡辺大/白井晃/横山裕/市川染五郎/中井貴一/松本幸四郎/
笠原秀幸/染谷将太/きたろう/尾藤イサオ/徳井優/武藤敬司/真田広之(ナレーション)
チケット:[全国券][オフィシャルサイト]
Blu-ray:2/22発売:天地明察 ブルーレイ豪華版 [Blu-ray]
DVD:2/22発売:天地明察 豪華版 [DVD]
DVD:2/22発売:天地明察 [DVD]
あらすじ
将軍に囲碁を教える名家の息子として生まれ、学問への造詣も深い。
しかし、出世も富にも興味がなく、自分の好きなこと以外には、とにかく"不器用"。男の名は安井算哲(岡田准一)。
星の観測と算術の設問を解いている時が一番幸せで、自分の好きなことに熱中しているときは周りがみえなくなってしまう。
しかし、形ばかりとなった囲碁の勝負に疑問を感じ、いつも真剣勝負の場に身を置いていたいと願う熱い思いを心にひめていた。
若き将軍・徳川家綱の後見人である会津藩主・保科正之(松本幸四郎)は、そんな算哲を見込み、ある大計画のリーダーに抜擢する。
時は江戸前期、800年にわたって使われていた中国・唐の時代の暦がずれ始めていた。
保科は算哲に、暦の誤りを正し、新しい暦を作るよう命じたのだ。
これには、大きな難関がふたつ待ち受けていた。
ひとつは、星や太陽を観測するだけで途方もない時間と労力がかかること。
ふたつめは、改暦が朝廷の司る聖域であると同時に、莫大な利権が絡むものであり、そこに幕府が口をはさむことは、朝廷を敵にまわすも同然なこと。
そんな大事業に、とまどいながらも、数々の挫折にも負けず、持ち前の誠実さとひたむきさで果敢に立ち向かっていく算哲。
頼もしい師や友人、そして愛する人に支えられ、決してあきらめない男・算哲と皆の夢をかけた、果しなき挑戦がはじまる――。