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2012年6月 6日

■Gettiiが不正アクセスについて最新状況を報告

2011年10月4日に起こったGettiiへの不正アクセス事件に関して、
運営する株式会社リンクステーションより、具体的な調査結果が6月1日に発表されました。
不正にアクセスされた形跡があることは、およそ7ヶ月前の2011年11月22日に発表されており、今回はそれに続く報告。

同社の発表に拠ると、不正アクセスによって外部から参照された形跡が確認された顧客情報は501件(うちクレジットカード情報を含む情報は6件)。
顧客情報のデータ参照及び流出の痕跡は確認できていないものの、可能性の最大数は1,281,834件(うちクレジットカード情報を含む情報は511,845件)。

5月末には、Gettiiを導入している世田谷パブリックシアターが顧客情報の一部が漏洩したことを発表。
6月に入り、ホリプロ・銀河劇場・東京芸術劇場は、情報流失の該当顧客がなかったことを発表しています。

「Gettii」を運営する株式会社リンクステーションは、対応策として
情報セキュリティ専門の第三者機関によるセキュリティチェック、監査及び指導、助言を受け、徹底したセキュリティ対策および監視体制の強化を実施。
具体的には、不正アクセス経路の遮断、不正アクセスに関しての監視・検知能力向上、
データ保護の強化、セキュリティマネジメント体制の強化、社内教育の徹底、継続的な第三者機関による監査、
興行主・クレジットカード会社と情報交換を実施しカード利用モニタリング、
その他の物理的・技術的安全管理措置などを既に実施。
今後は、クレジット業界におけるグローバルセキュリティであるPCIDSS(Payment Card Industry Data Security Standard)の取得も計画しているとのこと。

また、この不正アクセスの報告に先だって株式会社リンクステーションは、
一部ニュースサイトで、新たな不正アクセスが発生したかのような言及があるものの、そのような事実はないことも発表。
「新たな不正アクセスが発生したものではございませんので、誤解なきようお願い申し上げます。」と記しています。
なお「またGettiiで不正アクセス」と報じたネビュラエクストラサポートは、該当記事を削除しています。

Gettii オフィシャルサイト

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「Gettiiが不正アクセスについて最新状況を報告」奥付

  • Posted : 2012年6月 6日 19:23
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