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2012年5月 7日
■ドラマ「市長はムコ殿」
樫田正剛脚本、渡部篤郎主演のホームドラマ「市長はムコ殿」が、5月7日よりBS朝日でスタートします。
ドラマ「市長はムコ殿」は、2010年秋「刑事定年」、2011年春「家族法廷」、2011年秋「王様の家」に続く、BS朝日の職業ホームドラマ第4弾で、
市長を務める秋吉大将の私生活を描きながら、政治をコミカルかつ真面目に取り上げたホームドラマ。
秋吉大将は、義母と妻に頭が上がらない入り婿で、
市長だった義父が亡くなったのをきっかけに、慣れない市長職に奮闘する様子が描かれます。
キャストは、主人公・秋吉大将役をホームドラマ初主演となる渡部篤郎。
大将の妻・秋吉真理役を黒谷友香、真理の母・秋吉乙女役を市毛良枝が演じます。
その他、牧田哲也、曽田茉莉江、松本春姫、酒井敏也、鈴木正幸が出演。
脚本は、ドラマ「王様の家」、舞台「陽だまりの樹」などの、劇団方南ぐみの樫田正剛。
●ドラマ「市長はムコ殿」
放送:2012/5/7〜 毎週月曜22:00〜22:54 BS朝日
演出:二宮浩行
脚本:樫田正剛
出演:渡部篤郎/黒谷友香/市毛良枝/牧田哲也/曽田茉莉江/松本春姫/酒井敏也/鈴木正幸
主題歌:城南海「幸せの種」
DVD:市長はムコ殿 DVD-BOX
▼5月7日制作発表会見
【キャストあいさつ】
渡部篤郎:家庭では肩身の狭い入り婿、外では素人市長。本ドラマの主人公・秋吉大将役
ちょっと生き辛い世の中になってきていますが、せめて自分たちの心の中だけは穏やかで、
優しくいようという人たちが集まった、幸せの象徴と言えるドラマです。
7歳から順に10代、20代、30代、40代、50代、60代と、さまざまな時代を生きている人たちが登場します。
まさに、人と人の絆を描いているドラマですので、ぜひお楽しみください。
黒谷友香:大将より市長に向いているとさえ言われる姉御肌の妻・秋吉真理役
家族の悩みやハプニングがある中にも幸せがいっぱい詰まっているドラマで、演じていてすごく楽しいです。
そんな私たちの様子を、画面を通して皆さんにお伝えできたらうれしく思います。
鈴木正幸:何かとうるさいおせっかいな町内会長・多後壱説役
演じる多後と同じく私も年金受給者。いままで政治には疎かったのですが、このドラマを通してだんだんと政治に目覚めてきました。
視聴者の方も、このドラマを見ることによって政治への関心がどんどん高まっていくと思います。
身近なところで政治を取り上げ、また笑いも涙もある、すばらしいドラマになっていますので、どうぞご期待ください。
酒井敏也:空回り気味の大将の秘書・半田正人役
(空回りする役と紹介され)半田さんも頑張っているんですけどね...。
彼にはよき伴侶が必要なんじゃないかなと思っています(笑)。
ホームドラマらしいユーモアとペーソスが"くちゃくちゃ"っとなった面白いドラマです。よろしくお願いします。
牧田哲也:真理の姉の長男で妻と別居中の居候・野沢侑希役
役と同じ20代ということもあり、20代の目線を視聴者の方に共感してもらいたいと思い、肩身の狭い居候役ですが頑張って演じています。
曽田茉莉江:大将の長女・秋吉鈴音役
現場に来るのが毎日楽しいです。妹が欲しいと思っていたので、役の上だけでも妹ができてうれしいです。
松本春姫:大将の次女・野沢侑希役
とても面白いドラマなので、ぜひ見てください。
市毛良枝:秋吉の名前を守るため大将の指導に奮闘する真理の母・秋吉乙女役
台本がおもしろくて、うっかりお引き受けしてしまったのですが、怒ったり、厳しい顔をしていることが多く、かなりハードルの高い役で毎日が大変です。
できることなら遺影になりたいと(笑)、そう言っているうちに撮影も終盤を迎えています。
メンバーとは楽しく過ごしていますので、その雰囲気がドラマに出ていたらいいなと思っています。
【質疑応答】
---- 長回し撮影でのご苦労はありますか?
渡部 なんとも思ってないですよ、そんなもん(笑)。セリフの量は多いし、ワンシーンで撮影する分量も多いんですけど、楽しいので苦とは思いません。
黒谷 スタジオ内の全員が一丸となって撮影に集中しているので、その真剣さが面白くコメディに反映されれば、皆様に愛してもらえる作品になるのではと思います。
松本 撮影を重ねる度に、本当に家族になったような気がしてきて、とても面白いです。
曽田 台本を読んだ時は大変だと思いましたが、実際には勉強になることばかりです。
牧田 舞台感覚。僕は必至について行くだけです。(セリフのやり取りは)サッカーのパス回しのような感じです。
渡部 実際は、あんまりパス回してくれないんですよ(笑)。
鈴木 私はNG大賞ですね。現場では「暴走機関車
と呼ばれています(笑)。
渡部 たくさんの経験をお持ちなので、セリフがどんどん膨らんでいくという意味ですよ。
酒井 数日前、渡部さんに「NG出さないでね」と急に言われて以来、緊張し始めちゃって(笑)。でも、楽しくやっています。
市毛 本当のNG大賞は私です(笑)。久しぶりに新人のような緊張感に包まれております。呼吸が乱れたり、手に汗をかいてしまったりで、引退も考えるほどです(笑)。本当に皆様、申し訳ありません(笑)。
---- ドラマのみどころは?
渡部 人と人のつながり、家族、友達のあり方が良く出ています。そこだけでも見ていただければと思います。
黒谷 独身の方は結婚したくなると思います。そんな家族の絆を感じられるドラマです。
松本 家族の温かさと面白さを見てもらいたいと思います。
曽田 人それぞれが喜怒哀楽を表現しているので、私が演じるお姉ちゃんの目線や、パパ、ママなど、いろんな目線で見てもらいたいです。
牧田 家族の関係性や立場の中にクスッと笑える部分がありますので、その辺りにもご注目ください。
鈴木 全10話、すべて政治に関わる身近な問題を取り上げていますので、その部分もお楽しみください。
酒井 秋吉家ってものすごくいい家族なんですよ。本当に家族っていいなぁと思います。僕は独り者なんで...(笑)。
市毛 各世代のエピソードが散りばめられています。また、古いしきたりや言葉も意識的に盛り込まれていて、年代ごとにそれをどう捉えるかなど、私自身面白く感じながら演じています。見てくださるご家庭での会話のきっかけにもなると思いますので、お楽しみください。
---- (渡部へ)ホームドラマに初めて主演することになった理由は?
渡部 理由はありません。仕事は巡り合わせですし、僕自身言われてみたらそうだったという感じ。実際に演じてみて今思っていることは、できれば100話くらいやりたいということ(笑)。役者として学べることがたくさんありましたし、台本も面白いですし、こんな家庭があれば世界は平和なんだなと思えるような、あこがれの家庭なので、ずっとやっていたいです。