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2012年5月18日
■「日の浦姫物語」
蜷川幸雄演出、井上ひさし脚本、大竹しのぶ・藤原竜也出演の舞台「日の浦姫物語」が、11月より上演されます。
「日の浦姫物語」は、井上ひさしが書き下ろし、1978年に文学座が木村光一演出、杉村春子主演で初演した作品。
物語の舞台は、平安時代の奥州・米田庄。
双子の稲若と日の浦姫は、15歳の夏、父が亡くなった日にタブーを犯して結ばれる。
たった一度の過ちながらは身ごもる日の浦姫。
日の浦姫は叔父の宗親に引き取られますが、赤子・魚名は舟で流され、都に遣られた稲若は事故で死んでしまいます。
18年後、両親を捜す旅に出た孤児の魚名は、米田庄で出会った日の浦姫と恋に落ちます。
夫婦となって子を授かる二人。しかし、後に二人は母子と分かり、共に自らを罰するため目を突きます。
再び離れ離れとなった二人。そして再び18年が経過し...
悲劇的な中にも笑いをちりばめた井上ひさしの作品「日の浦姫物語」が、
蜷川幸雄の演出で34年ぶりに上演されます。
キャストは、大竹しのぶ・藤原竜也・立石凉子・木場勝己。
大竹しのぶと藤原竜也は、今作が初共演となります。
井上ひさし生誕77フェスティバル2012第7弾 こまつ座&ホリプロ「日の浦姫物語」は、
11月10日から12月2日にBunkamuraシアターコクーンで上演。
チケットは9月9日発売予定。
※追記:チケットは全席指定S席10,000円、A席8,500円、コクーンシート5,000円(税込)で9月9日発売。
※追記:
12月7日から9日にイズミティ21大ホール、12月14日から19日にイオン化粧品シアターBRAVA!で上演。
チケットは宮城公演が10,000円で9月22日発売。大阪公演が12,600円(税込)で9月29日発売。
●こまつ座&ホリプロ「日の浦姫物語」
日程:2012/11/10〜12/2 Bunkamuraシアターコクーン(東京)
2012/12/07〜12/9 イズミティ21(宮城)
2012/12/14〜12/19 シアターBRAVA!(大阪)
演出:蜷川幸雄
脚本:井上ひさし
出演:大竹しのぶ/藤原竜也/辻萬長/たかお鷹/立石凉子/木場勝己
チケット:[東京][宮城][大阪]
DVD:8/21発売:日の浦姫物語 [DVD]
▼井上ひさし「日の浦姫物語」収録
●井上ひさし全芝居 (その2)(新潮社)
●泣き虫なまいき石川啄木 (新潮文庫)
●雑誌「悲劇喜劇 2013年1月号」
特集:井上ひさし
戯曲:井上ひさし「日の浦姫物語」