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2012年4月 2日
■第32回ゴールデン・ラズベリー賞
最悪の映画や俳優を選ぶ第32回(2011年)ゴールデン・ラズベリー賞(ラジー賞)が発表。
「ジャックとジル」が全10部門を制覇する快挙を成し遂げました。
これまで、アカデミー賞授賞式前日に発表されていたゴールデン・ラズベリー賞(ラジー賞)(Golden Raspberry Awards)(Razzies)。
今年は、ノミネートをアカデミー賞前日に発表し、受賞者はエイプリルフールの4月1日に発表というスケジュールとなりました。
結果は、最多の全10部門・12ノミネートを果たしていた「ジャックとジル」(Jack & Jill)が、史上初となる全部門制覇という快挙を達成。
主演のアダム・サンドラー(Adam Sandler)は、一人二役を務めた男優賞・女優賞の両部門で受賞した他、
脚本賞・カップル賞・アンサンブル賞でも受賞ということに。
同作は、アメリカ・タイム誌の選ぶ2011年映画ワースト10でも第1位に選出されています。
なおこの記録的なワースト映画となった「ジャックとジル」は、DVD&Blu-rayが6月13日に発売予定です。
第32回(2011年)ゴールデン・ラズベリー賞(ラジー賞)の受賞結果は以下のとおり。
各賞とも、1行目が受賞者(受賞作)、2行目以下はノミネートです。
▼第32回ラジー賞
最低映画賞:「ジャックとジル」
「Bucky Larson:Born to Be a Star」
「トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン」
「トワイライト・サーガ/ブレイキング・ドーン Part 1」
「ニューイヤーズ・イブ」
最低監督賞:デニス・デューガン「ジャックとジル」「Just Go With It」
マイケル・ベイ「トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン」
トム・ブラディ「Bucky Larson:Born to Be a Star」
ビル・コンドン「トワイライト・サーガ/ブレイキング・ドーン Part 1」
ゲイリー・マーシャル「ニューイヤーズ・イブ」
最低脚本賞:「ジャックとジル」(スティーヴ・コーレン、アダム・サンドラー ストーリー:ベン・ズーク)
「Bucky Larson:Born to Be a Star」(アダム・サンドラー、アレン・コヴァート、ニック・スウォードソン)
「ニューイヤーズ・イブ」(キャサリン・ファゲイト)
「トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン」(アーレン・クルーガー)
「トワイライト・サーガ/ブレイキング・ドーン Part 1」(メリッサ・ローゼンバーグ)
最低男優賞:アダム・サンドラー「ジャックとジル」「Just Go With It」
ラッセル・ブランド「Arthur」
ニコラス・ケイジ「ドライブ・アングリー3D」「デビルクエスト」「Trespass」
テイラー・ロートナー「ミッシング ID」「トワイライト・サーガ/ブレイキング・ドーン Part 1」
ニック・スウォードソン「Bucky Larson: Born to be a Star」
最低女優賞:アダム・サンドラー「ジャックとジル」
マーティン・ローレンス「BIG MOMMAS」
サラ・ペイリン「Sarah Palin: The Undefeated」
サラ・ジェシカ・パーカー「ニューイヤーズ・イブ」「I Don't Know How She Does It」
クリステン・スチュワート「トワイライト・サーガ/ブレイキング・ドーン Part 1」
最低助演男優賞:アル・パチーノ「ジャックとジル」
パトリック・デンプシー「トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン」
ジェームズ・フランコ「Your Highness」
ケン・チョン「BIG MOMMAS」「ハングオーバー!! 史上最悪の二日酔い、国境を越える」「トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン」「ZOOKEEPER」
ニック・スウォードソン「ジャックとジル」「Just Go With It」
最低助演女優賞:デヴィッド・スペード「ジャックとジル」
ケイティ・ホームズ「ジャックとジル」
ブランドン・T・ジャクソン「BIG MOMMAS」
ニコール・キッドマン「Just Go With It」
下着モデル(別名:ロージー・ハンティントン=ホワイトリー)「トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン」
最低スクリーン・アンサンブル賞:「ジャックとジル」キャスト
「Born to be a Star」キャスト
「ニューイヤーズ・イブ」キャスト
「トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン」キャスト
「トワイライト・サーガ/ブレイキング・ドーン Part 1」キャスト
最低リメイク・パクリ・続編賞:「ジャックとジル」(「グレンとグレンダ」のパクリ)
「Arthur」
「Bucky Larson:Born to Be a Star」(「ブギーナイツ」「スター誕生」のパクリ)
「ハングオーバー!! 史上最悪の二日酔い、国境を越える」(続編でありリメイク)
「トワイライト・サーガ/ブレイキング・ドーン Part 1」
最低カップル賞:アダム・サンドラーとアル・パチーノかケイティ・ホームズ、またはアダム・サンドラー「ジャックとジル」
ニコラス・ケイジと誰か(彼が2011年に出演した3本の映画)
シャイア・ラブーフと下着モデル(別名:ロージー・ハンティントン=ホワイトリー)「トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン」
アダム・サンドラーとジェニファー・アニストンかブルックリン・デッカー「Just Go With It」
クリステン・スチュワートとロバート・パティンソンかテイラー・ロートナー「トワイライト・サーガ/ブレイキング・ドーン Part 1」