「ライオンキング」ブロードウェイ興行収入の記録更新 | 演劇ニュース

■「ライオンキング」ブロードウェイ興行収入の記録更新

ブロードウェイ・ミュージカル「ライオンキング」が、「オペラ座の怪人」を抜いてブロードウェイの歴代興行収入記録を塗り替えました。

ミュージカル「ライオンキング」(The Lion King)は、
4月8日公演までの時点で累計の興行収入が8億5,384万6,062ドルに到達。
ブロードウェイ史上、最高記録を更新しました。
これまでの記録は、ミュージカル「オペラ座の怪人」(The Phantom of the Opera)の8億5,312万2,847ドル。

「オペラ座の怪人」はブロードウェイの最長ロングラン公演記録を更新し続けていますが、
Playbillなどの報道に拠ると、「ライオンキング」の先週の興収は208万ドルで、平均入場料金は155ドル。
対して「オペラ座の怪人」は週間興収126万ドルで、アベレージは98ドルとなっており、
このチケット価格の差が興行収入の差となって表れた模様です。
また全世界での興収で見ると、ライオンキングは48億ドル、オペラ座の怪人は56億ドルで、まだかなりの差があるようです。

1997年にブロードウェイで開幕した「ライオンキング」は、
劇場を移りながらロングラン公演が続いており、今年3月には5,960公演に到達。
「オー！カルカッタ」(Oh! Calcutta!)の5,959公演を抜き、ブロードウェイ史上6番目のロングラン作品となっています。
そして4月18日には通算6,000公演に達する予定。

日本では、1998年より劇団四季が世界で2番目に上演。
四季劇場[春]でロングラン公演が続いており、3月末には8月までのチケットが発売されています。

●Original Broadway Cast