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2012年4月26日
■シネマ落語「落語研究会 昭和の名人 四」
スクリーンで観る高座・シネマ落語「落語研究会 昭和の名人」第4弾が、6月30日より公開されます。
"昭和の名人"を映画館で堪能する落語上映企画「スクリーンで観る高座 シネマ落語」。
第四弾は、東西名人が映画ならではの夢の豪華競演を果たします。
まず噺家初の人間国宝となった五代目柳家小さんから、落語研究家・今村信雄作「試し酒」を上映。
2002年に他界、今年で没後10年の節目を迎える今年は、
命日の5月16日にDVD「落語研究会 五代目柳家小さん大全 上」を発売。
また6月14日には、息子の六代目小さん、孫の柳家花緑らが五代目を偲ぶ「落語研究会 五代目柳家小さん 追善落語会」が国立劇場で催されます。
昭和の落語黄金期を、柳家小さんと共に作り上げ発展させた双巨頭、
初めて昭和天皇の前で御前落語も演じた六代目三遊亭圓生からは「猫忠」を上映。
そして、戦後衰退した上方落語の復興を成し遂げ、「四天王」と呼ばれた六代目笑福亭松鶴と五代目桂文枝の2人がスクリーンに登場。
六代目松鶴は十八番の「高津の富」を、五代目文枝は「猿後家」を上映します。
桂文枝八回忌の命日となる3月12日には、DVD「落語研究会 五代目桂文枝名演集」、
桂三枝の著書「師匠、五代目文枝へ」が発売。
7月16日には、桂三枝が師匠・桂文枝の名跡を襲名することも決定しており、
そんな「文枝襲名イヤー」に華を添える形で、映画館でも期間限定で五代目文枝が復活します。
スクリーンで観る高座 シネマ落語「落語研究会 昭和の名人 四」は、6月30日より東劇・なんばパークスシネマ他、全国公開。
●スクリーンで観る高座 シネマ落語「落語研究会 昭和の名人 四」
公開:2012/6/30
構成:京須偕充
演目:六代目 笑福亭松鶴『高津の富(こうづのとみ)』(1970)※モノクロ
演目:五代目 柳家小さん『試し酒(ためしざけ)』(1984)
演目:六代目 三遊亭圓生『猫忠(ねこただ)』(1977)
演目:五代目 桂文枝『猿後家(さるごけ)』(1986)
製作著作:TBS
宣伝・配給・製作協力:松竹
[オフィシャルサイト]
※追記:山田洋次監督×柳家花緑 特別対談
7/1 13:10の回 上映終了後 登壇者:山田洋次/柳家花緑