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2012年3月12日
■「若手演出家コンクール2011」最優秀賞は平塚直隆
「若手演出家コンクール2011」の最終公開審査が11日に行われ、
名古屋の劇団オイスターズの平塚直隆が最優秀賞を受賞しました。
「若手演出家コンクール2011」は、文化庁「次代の文化を創造する新進芸術家育成」の委託事業として、
日本演出者協会が主催し、2001年より行われている若手演出家のコンクール。
今回は81名の応募の中から、1次審査(ビデオDVD審査)、2次審査を経て、
柏木俊彦(第0楽章「あくびと風 の威力~3600秒ver.~」)、
スズキ拓朗(ダンス集団chairoi PURiN「さいあい~シェイクスピア・レシピ」)、
平塚直隆(オイスターズ 「日本語私辞典」)、
村井雄(開幕ペナントレース「アントンとチェーホフの桜の園 若手演出家コンクール2011バージョン」)の4名が優秀賞を受賞。
3月7日から11日に「劇」小劇場にて開催された、最終審査会へと進出しました。
最終決戦は各組2ステージの公開公演を行い、最終日公開審査で最優秀賞を決定するもの。賞金は50万円。
その他、全作品を観劇した観客の投票による観客賞も設けられています。
そして審査の結果、最優秀賞をオイスターズの平塚直隆、
観客賞を開幕ペナントレースの村井雄が受賞しました。
平塚直隆は名古屋出身。「トラックメロウ」で第16回劇作家協会新人戯曲賞を受賞している他、
昨年の「若手演出家コンクール2010」でも優秀賞を受賞しています。
なお、3月16日からは前年度の採油終章受賞者公演として、
金哲義のマダン劇「蛇の島」「古俗に遠吠える狗たち」が「劇」小劇場で上演されます。
▼若手演出家コンクール2011
最優秀賞:平塚直隆(オイスターズ)
観客賞:村井雄(開幕ペナントレース)
優秀賞:柏木俊彦(第0楽章)
優秀賞:鈴木拓朗(ダンス集団chairoi PURiN)
▼最終審査員
青井陽治(カンパニーワン)
鐘下辰男(演劇企画集団THE・ガジラ)
木村繁(人形劇団むすび座)
佐野バビ市(東京ミルクホール)
土橋淳志(劇団A級MissingLink)
智春(Cheeky*park)
松本祐子(文学座)
御笠ノ忠次(案山子堂)
村井健 (演劇評論家)
流山児祥(日本演出者協会副理事長)
●マダン劇「蛇の島」「古俗に遠吠える狗たち」
日程:2012/3/16〜3/18 「劇」小劇場(東京)
演出・脚本:金哲義
出演:金哲義/金民樹