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2012年3月15日

■米倉涼子がブロードウェイ「CHICAGO」に出演

ミュージカル「シカゴ」(CHICAGO)ブロードウェイ公演に米倉涼子が出演することが明らかになりました。

米倉涼子は、2006年に「黒革の手帖」で初舞台。
2008年に「CHICAGO」のロキシー・ハート役でミュージカル初出演を果たし、2010年の再演版でも同役を務めています。
その他、舞台では2011年に「風と共に去りぬ」(ストレートプレイ)に出演。

ミュージカル「CHICAGO」のブロードウェイ公演は、
1996年11月14日にリチャード・ロジャース劇場(Richard Rodgers Theatre)でリバイバルが開幕。
1997年にシューベルト劇場(Shubert Theatre)、
2003年1月からはアンバサダー劇場(Ambassador Theatre)へと移り、ロングラン公演が続いています。
公演は現在までに6,300回を超えており、これは「オペラ座の怪人」「キャッツ」「レ・ミゼラブル」に次いでブロードウェイ史上4番目、
リバイバル公演としてはブロードウェイ史上最長のロングラン公演となっています。

米倉涼子は、7月にこのブロードウェイ公演にロキシー・ハート(Roxie Hart)役で1週間出演する予定とのこと。
ブロードウェイ公演でロキシー・ハート(Roxie Hart)役を演じていたのは、
リバイバル公演のオリジナル・キャストはアン・ラインキング(Ann Reinking)。
現在はメキシコ版でロキシー役を演じ、ブロードウェイへ進出したビアンカ・マロキン(Bianca Marroquin)。
ビアンカ・マロキンは2009年に来日しており、
ビリー役を元バックストリート・ボーイズのケヴィン・リチャードソン、ヴェルマ・ケリー役をテラ・C・マクラウド、
そしてフレッド役に大澄賢也を加え、来日公演も行っています。

ちなみに、日本人がブロードウェイで主演級の役柄を演じるのは、
ロジャース・ハマースティンのミュージカル「フラワー・ドラム・ソング」(Flower Drum Song)に出演したナンシー梅木(Miyoshi Umeki)が最初。
1957年、映画「サヨナラ」でアカデミー賞助演女優賞を受賞したナンシー梅木は、
「フラワー・ドラム・ソング」でMei-Li役を演じ、1958年初演の同作でトニー賞主演女優賞にノミネート。
1961年に映画化された際も同役を演じています。


※2012/4/11追記(4/24更新)
8月30日から9月16日まで、ミュージカル「CHICAGO」の日本凱旋公演が決定しました。
赤坂ACTシアターにて、全編英語での上演。
キャストは米倉涼子の他、アムラ=フェイ・ライトなどが予定されているとのこと。
チケットは9月2日までの公演がS席12,500円、A席9,500円で、4月16日18時からe+にて先着受付開始。
9月3日からの公演分は、4月22日よりe+にて先着受付開始。チケット一般発売日は5月19日。

※2012/5/31追記
アメリカのメディアでも、日本のスーパースター米倉涼子(Ryoko Yonekura)がロキシー・ハート役を演じると報じられました。
報道に拠ると米倉涼子がブロードウェイに出演するのは、7月10日から15日のソワレ6公演。


Chicago The Musical
日程:2012/7/10〜7/15 Ambassador Theatre(New York)
   2012/8/30〜9/16 赤坂ACTシアター(東京)
オリジナル演出:ウォルター・ボビー
初演版演出振付:ボブフォッシー
オリジナルニューヨークプロダクション振付:アンラインキング
作詞:フレッド・エッブ
作曲:ジョン・カンダー
脚本:フレッド・エッブ/ボブ・フォッシー
出演:アメリカ招聘カンパニー/米倉涼子
チケット:[東京]

ミュージカル | シカゴ
米倉涼子&河村隆一「シカゴ」 | 演劇ニュース
Chicago The Musical | Official Site
Chicago The Musical | 日本Official Site
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「米倉涼子がブロードウェイ「CHICAGO」に出演」奥付

  • Posted : 2012年3月15日 17:05
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