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2012年3月21日

■書籍「六〇年代演劇再考」

唐十郎、佐藤信、蜷川幸雄、別役実、横尾忠則など、1960年代の演劇に迫った書籍「六〇年代演劇再考」が上梓されました。

「六〇年代演劇再考」は、早稲田大学教授で演劇研究者の岡室美奈子と、
早稲田大学坪内博士記念演劇博物館助手・梅山いつきによって編纂された書籍。

帯には「60年代演劇とはなんだったのか」と謳われており、
唐十郎から佐藤信、蜷川幸雄、別役実、横尾忠則、エレン・スチュワート、岡田利規、平田オリザ、宮沢章夫まで
アングラ演劇を支えた巨人から批評家たち、そして後続の演劇人と関係者が一同に会し、
当時の躍動感を伝えつつ1960年代演劇の実態に迫るというもの。

書籍「六〇年代演劇再考」は、水声社より3月21日頃発売。


「六〇年代演劇再考」

[Amazon][bk1][7net][e-hon]
発売:2012/3/21頃
出版:水声社
価格:3,675円(税込)
編纂:岡室美奈子/梅山いつき
A5判/上製/288頁

内容:
六〇年代演劇再考によせて:竹本幹夫

1.創造者たちの証言
唐十郎が語る紅テント 唐十郎(聴き手:堀切直人)
演出家の役割  蜷川幸雄(聴き手:扇田昭彦)
「言葉への戦術」をめぐって 別役実(聴き手:岡室美奈子)
運動としての演劇 佐藤信(聴き手:デイヴィッド・グッドマン)
そして幕は閉じた 横尾忠則

2.記憶と継承
コーヒーハウス・クロニクルズ エレン・スチュワート、オージー・ロドリゲス、藤藪香織、二ノ宮祥子(司会:岡室美奈子)
黎明期の寺山修司 安藤紘平、九條今日子、萩原朔美
現在から見た六〇年代演劇 岡田利規、平田オリザ、宮沢章夫(司会:松井憲太郎)

3.批評者たちの証言
六〇年代演劇の軌跡と影響 扇田昭彦
アングラ演劇とはなんだったのか? 大笹吉雄
六〇年代演劇の歴史的位置と現在 菅孝行
アングラの「亡霊」 佐伯隆幸

4.六〇年代演劇を再考する
アングラの行方‐運動、救済、革命 ディヴィッド・グッドマン
驚異の書物‐六十年代演劇の言葉を読む 梅山いつき

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「書籍「六〇年代演劇再考」」奥付

  • Posted : 2012年3月21日 19:21
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  • Category : | 演劇ニュース | シアターリーグ