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2012年1月27日
■第3回TBS連ドラ・シナリオ大賞
TBSテレビ主催、テレビドラマの脚本を募る、第3回TBS連ドラ・シナリオ大賞が発表されました。
次世代の脚本家を発掘・育成するために始まったTBS連ドラ・シナリオ大賞。
3回目となる今回は、過去最多となる1,083通の応募の中から、5次に及ぶ審査の結果、
大賞に門田雅史「I Believe」、佳作に村上美然「劇団プロ野球」が選ばれ、
東京・赤坂のTBS放送センター内で授賞式が行われました。
大賞受賞作の門田雅史「I Believe」は、法学部の同じゼミで学ぶ5人の大学生が教授の下、
冤罪事件を研究〜解決し、無実の罪の容疑者の冤罪を晴らしていく、という青春群像作品。
門田雅史は、33歳になってからプロの脚本家になりたいと思い立ち、シナリオを書き始めたそうです。
佳作受賞作の村上美然「劇団プロ野球」は、無実の八百長疑惑で球界を追放された元プロ野球投手が、
元選手たちと、人間ドラマを織り交ぜて野球をショーとして見せる「劇団プロ野球」を旗揚げする、人生再生ストーリー。
なお、第1回・第2回の連ドラ・シナリオ大賞応募者の中からは、「勉強会」に参加し脚本家デビューした人も多く、
賞創設時の目標である「賞を与えてそれで終わりにしない」の通り、ドラマ制作現場の即戦力となっているとのこと。
●第3回 TBS連ドラ・シナリオ大賞
大賞:門田雅史 「I Believe」
佳作:村上美然 「劇団プロ野球」
入選:石野菜美 「緑の鳥を飼ってしまった」
入選:土橋章宏 「緋色のアーティクル」
入選:福井晋 「地平線の雨」
入選:船橋勧 「ラストメモリー」
入選:政池洋佑 「ボーイフレンドは女々男」
入選:益子悦子 「Pの人」
入選:三好昭央 「私、ミステリーショッパーなんですけど?」
入選:安田浩彬 「ゆずれない思い」
入選:山本洋介 「還暦高校デビュー」
最終選考審査員:渡辺正一/杉浦美奈子/鈴木早苗/小野喜世仁/磯山晶/津留正明/石丸彰彦/韓哲/武藤淳/中井芳彦/前田菜穂/橘康仁