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2012年1月11日
■萬歳楽座 能「道成寺」が第66回文化庁芸術祭賞を受賞
優秀賞には平幹二朗、宝塚歌劇宙組、劇団犯罪友の会が選ばれました。
文化庁は11日、第66回(平成23年度)文化庁芸術祭賞を発表しました。
今年度は、2011年10月2日から11月10日の期間、関東・関西で上演された
演劇52件、音楽35件、舞踊34件、大衆芸能45件の参加公演、
及び10月1日から11月30日の期間に放送されたテレビ・ドラマ13作品、
テレビ・ドキュメンタリー36作品、ラジオ17作品、並びにレコード36作品が参加。
演劇部門では、関東参加公演の第4回萬歳楽座公演における能「道成寺中之段数躙無躙之崩」が大賞を受賞。
関西参加公演からは大賞は該当なしとなりました。
優秀賞は、ala Collectionシリーズ vol.4「エレジー ~父の夢は舞う~」の演技で平幹二朗、
「クラシコ・イタリアーノ -最高の男の仕立て方-」で宝塚歌劇団宙組、
「いろゆらぎ」の成果で劇団犯罪友の会(HANTOMO)が受賞。
また新人賞には、「往転-オウテン」の演出で青木豪、
十月大歌舞伎における「連獅子」の演技で中村壱太郎が選ばれました。
その他、テレビドラマ部門では関西テレビ「レッスンズ」、
テレビ・ドキュメンタリ部門ではNHKのETV特集「ネットワークでつくる放射能汚染地図」、
ラジオ部門ではラジオドラマ「鉄になる日」(小松左京「日本アパッチ族」より)、
大衆芸能の部門では「川中美幸特別公演の成果」で川中美幸と、
第1回旭堂南陵独演会における「安宅勧進帳」の成果で旭堂南陵が、それぞれ大賞を受賞しています。
文化庁芸術祭賞の贈呈式は、関西参加公演・作品は1月23日15時からシェラトン都ホテル大阪、
関東参加公演・作品は、1月31日15時から如水会館で行われます。