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2012年1月20日
■舞台「海辺のカフカ」蜷川幸雄演出 柳楽優弥主演
村上春樹「海辺のカフカ」が、蜷川幸雄演出、柳楽優弥主演で舞台化され、5月に上演されます。
「海辺のカフカ」は、2002年に新潮社から上梓された村上春樹の小説。
ギリシア悲劇と日本の古典文学をベースにした長編小説で、
父親にかけられた「呪い」から逃れ、自立することを願って四国へと向かった少年と、
不思議な老人ナカタさんに起こる出来事をパラレルに追う物語。
2005年には「Kafka on the Shore」の題で英語版も刊行され、
同年ニューヨーク・タイムズの年間ベストブック10冊に、2006年には世界幻想文学大賞に選ばれています。
この「海辺のカフカ」が、蜷川幸雄の演出で舞台化されます。
日本人演出家による村上作品の舞台化は本作品が初。
主役となる15歳の少年カフカ役に、今作が初舞台となる柳楽優弥。
少年カフカの分身で謎の少年カラス役に柿澤勇人。
その他、田中裕子、長谷川博己、佐藤江梨子、高橋努、木場勝己が出演。
脚本は、2008年に舞台化された際のフランク・ギャラティ(Frank Galati)のものを翻訳して使用。
舞台「海辺のカフカ」は、5月3日から20日に、彩の国さいたま芸術劇場 大ホールで上演。
チケットは全席指定S席9,800円、A席7,000円(税込)で、2月18日発売。
※追記
大阪公演が決まりました。6月21日から24日にイオン化粧品シアターBRAVA!で上演。
チケットは全席指定11,500円(税込)で4月7日発売。
●「海辺のカフカ」
日程:2012/5/3〜5/20 彩の国さいたま芸術劇場(埼玉)
2012/6/21〜6/24 シアターBRAVA!(大阪)
演出:蜷川幸雄
原作:村上春樹
脚本:フランク・ギャラティ
出演:柳楽優弥/田中裕子/長谷川博己/柿澤勇人/佐藤江梨子/高橋努/木場勝己
チケット:[埼玉][大阪]