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2012年1月26日
■2011年の映画興行収入
2011年の映画概況、作品興行ランキングが日本映画製作者連盟より発表されました。
映画全体の観客動員は1億4,472万人で対前年比83%、興行収入は1,812億円で前年比82%で、
過去最高の好成績を記録した2010年から一転、大幅に落ち込む結果となりました。
これは東日本大震災の影響に加え、3D映画元年で「アバター」などが大ヒットした2010年に比べ、大ヒット作が少なかったことが原因と思われます。
公開本数は邦画441本(前年408本)、洋画358本(前年308本)の合計799本(前年716本)と大幅に増加。
洋画・邦画の構成比は、邦画が995億円(構成比54.9%・前年比84.2%)、洋画が816億円(同45.1%・79.7%)と、
4年連続で邦画が洋画を上回る結果となっています。
スクリーン数は3,339で、前年の3,412から減少。
これは、旧来の映画館が閉鎖される一方、シネコンの出店数が頭打ちになっているためで、18年ぶりに減少へと転じました。
興収ランキングを配給会社で見てみると、邦画では「相棒」(東映)が7位に入っている以外はベスト10を東宝が独占。
20位までを見ても、16位「仮面ライダーオーズ」(東映)以外はすべて東宝配給と、相変わらずの独占状態が続いています。
▼2011年興行収入ランキング・邦画
1.コクリコ坂から
2.劇場版ポケットモンスター ベストウィッシュ「ビクティニと黒き英雄ゼクロム」「ビクティニと白き英雄レシラム」
3.ステキな金縛り
4.SPACE BATTLESHIP ヤマト
5.GANTZ
6.SP THE MOTION PICTURE 革命篇
7.相棒 -劇場版Ⅱ- 警視庁占拠!特命係の一番長い夜(東映)
8.名探偵コナン 沈黙の15分(クォーター)
9.GANTZ PERFECT ANSWER
10.映画ドラえもん 新・のび太と鉄人兵団 ~はばたけ 天使たち~
11.アンフェア the answer
12.モテキ
13.神様のカルテ
14.アンダルシア 女神の報復
15.劇場版イナズマイレブン 最強軍団オーガ襲来
16.劇場版 仮面ライダーオーズ WONDERFUL 将軍と21のコアメダル 海賊戦隊ゴーカイジャー THE MOVIE 空飛ぶ幽霊船(東映)
17.岳 -ガク-
18.プリンセス トヨトミ
19.カイジ2 〜人生奪回ゲーム〜
20.太平洋の奇跡 -フォックスと呼ばれた男-
21.「武士の家計簿」(アスミック・エース/松竹)
22.ノルウェイの森
23.パラダイス・キス(ワーナー・ブラザース)
24.仮面ライダー×仮面ライダー オーズ&ダブル MOVIE大戦CORE(東映)
25.オーズ・電王・オールライダー レッツゴー仮面ライダー(東映)
26.八日目の蝉(松竹)
27.僕と妻の1778の物語
28.探偵はBARにいる(東映)
29.クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ黄金のスパイ大作戦
30.阪急電車 片道15分の奇跡
▼2011年興行収入ランキング・洋画
1.ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2
2.パイレーツ・オブ・カリビアン/生命の泉
3.ハリー・ポッターと死の秘宝 PART1
4.トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン
5.カーズ2
6.ナルニア国物語 第3章:アスラン王と魔法の島
7.塔の上のラプンツェル
8.猿の惑星:創世記(ジェネシス)
9.ブラック・スワン
10.トロン:レガシー