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2011年12月14日
■「God of Carnage」邦題「おとなのけんか」で映画公開
トニー賞・オリビエ賞受賞の舞台劇「God of Carnage」が、ロマン・ポランスキー監督、
ジョディ・フォスター、ケイト・ウィンスレット、クリストフ・ヴォルツ、ジョン・C・ライリーのキャストで映画化、2012年2月に公開されます。
「God of Carnage」(ゴッド・オブ・カーネイジ)は、フランスの劇作家ヤスミナ・レザ(Yasmina Reza)による舞台劇。
物語の舞台はニューヨーク・ブルックリン。出演するのは2組の夫婦、4人だけという室内劇で、
子供同士の喧嘩をめぐって集まった2組の夫婦が、相手を責めているうちに話しが逸れていき、
それぞれの夫婦関係の問題点が露わになってしまうという、会話劇のコメディ。
舞台は2006年12月にスイスのチューリッヒで初演。2008年1月にパリで上演後、
2008年3月にはウエストエンドのGielgud Theatreへ進出し、Christopher Hamptonの翻訳で初の英語版を上演。
このロンドン公演の演出はマシュー・ワーカス(Matthew Warchus)、
キャストはRalph Fiennes、Tamsin Greig、Janet McTeer、Ken Stott。
2009年オリビエ賞では、新作コメディ賞を受賞しています。
2009年3月にはブロードウェイへ進出。演出はロンドン公演と同じくマシュー・ワーカス、
キャストはジェフ・ダニエルズ(Jeff Daniels)、ホープ・デイヴィス(Hope Davis)、ジェームズ・ガンドルフィーニ(James Gandolfini)、マーシャ・ゲイ・ハーデン(Marcia Gay Harden)。
ブロードウェイ公演も2009年トニー賞で、作品賞・演出賞、主演女優賞を受賞する成功を収めています。
日本では「大人は、かく戦えり」のタイトルで演出マギー、
大竹しのぶ・段田安則、秋山菜津子・高橋克実のキャストで2011年1月に上演。
この「God of Carnage」が、英題「CARNAGE」、邦題「おとなのけんか」で映画化、日本では2012年2月に公開されます。
監督は「チャイナタウン」「戦場のピアニスト」などのロマン・ポランスキー(Roman Polanski)。
キャストは、ロングストリート夫妻役にジョン・C・ライリー(John Christopher Reilly)とジョディ・フォスター(Jodie Foster)、
カウワン夫妻役にクリストフ・ヴァルツ(Christoph Waltz)とケイト・ウィンスレット(Kate Winslet)。
舞台は、リアルタイムの90分だった「God of Carnage」ですが、
ロマン・ポランスキーは出演者達に早台詞を強いてさらに短縮。上映時間79分の作品となっています。
脚色はポランスキー自身に加え、原作者のヤスミナ・レザも協力。
その他のスタッフも、「戦場のピアニスト」でポランスキーと組んだ撮影のパヴェル・エデルマン、編集のエルヴェ・ド・ルーズほか、
プロダクション・デザインのディーン・タヴォウラリス、アカデミー賞衣装デザイン賞受賞のミレーナ・カノネロなど、
いずれもヨーロッパのポランスキー組といえる布陣が結集しています。
映画「おとなのけんか」は、2012年2月18日(土)TOHOシネマズ シャンテ他にて全国順次ロードショー。
●「おとなのけんか」
公開:2012/2/18
原題:CARNAGE
配給:ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント
監督:ロマン・ポランスキー
脚色:ロマン・ポランスキー/ヤスミナ・レザ
原作:ヤスミナ・レザ「God of Carnage」
出演:ジョディ・フォスター/ケイト・ウィンスレット/クリストフ・ヴォルツ/ジョン・C・ライリー
チケット:[全国券][オフィシャルサイト]
Blu-ray:7/11発売:おとなのけんか (初回生産限定リバーシブル・ジャケット仕様) [Blu-ray]
DVD:7/11発売:おとなのけんか コレクターズ・エディション [DVD]
●シス・カンパニー「大人は、かく戦えり」
日程:2011/1/06〜1/30 新国立劇場(東京)
2011/2/05 名鉄ホール(愛知)
2011/2/11〜2/15 シアター・ドラマシティ(大阪)
演出:マギー
脚本:ヤスミナ・レザ
翻訳:徐賀世子
出演:大竹しのぶ/段田安則/秋山菜津子/高橋克実