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2011年12月19日
■ニコニコミュージカル第8弾「カンタレラ2012 ~裏切りの毒薬~」
今夏上演された「カンタレラ」が大幅にリニューアル。「カンタレラ2012 ~裏切りの毒薬~」として2012年3月に上演されます。
ドワンゴが主催・企画制作を行うニコニコミュージカルは、
ニワンゴが提供する生放送サービス「ニコニコ生放送」を通じても観劇(有料配信)することができる次世代型ミュージカル。
そのニコニコミュージカル第8弾「カンタレラ2012 ~裏切りの毒薬~」が、
2012年3月7日(水)から3月13日(火)まで銀座 博品館劇場にて上演されることが決まりました。
ニコニコミュージカル「カンタレラ」は、
「ニコニコ動画」で170万再生以上を誇る人気のボカロ曲(※ヤマハが開発した音声合成ソフト「VOCALOID」に歌わせたオリジナル楽曲)である
『カンタレラ』『パラジクロロベンゼン』『サンドリヨン』の世界観をもとに創り上げられたオリジナル作品。
2011年8月に全労済ホール/スペースゼロにて公演された前作では、
人気の舞台役者と共に、ニコニコ動画の"歌い手"をキャストとして起用して話題を集め、
舞台終演後もノベライズ、コミカライズなど、メディアを越えて広がり続けています。
今回上演される「カンタレラ2012 ~裏切りの毒薬~」では、楽曲・脚本をリニューアル。
原曲3曲の世界観はそのままに、兄妹の禁断の恋愛というテーマに加え、
信念に貫かれた正義と絶対悪対決という新しいテーゼを盛り込み、心理劇の側面を強化しています。
またキャストも大幅に変更。今回は舞台系俳優を中心とした配役となっています。
「カンタレラ2012 ~裏切りの毒薬~」は、2012年3月7日から13日に銀座 博品館劇場で上演。全9公演。
リアルチケットは6,300円で1月28日発売。ネットチケットはプレミアム会員500円、一般会員1,500円。
●ニコニコミュージカル「カンタレラ2012 ~裏切りの毒薬~」
日程:2012/3/7〜3/13 博品館劇場(東京)
演出・振付:上島雪夫
脚本:大石薫夏
原案:カンタレラ(作詞・作曲:黒うさP)
原案協力:サンドリヨン(作詞:orange、作曲:Dios/シグナルP)/パラジクロロベンゼン(作詞・作曲:オワタP)
出演:兼崎健太郎/郷本直也/齋藤ヤスカ/小野田龍之介/野田和佳子/彩夏涼/兼松若人
チケット:[東京]
【キャスト】
チェーザレ・ボルジア:兼崎健太郎
サヴォナローラ:郷本直也
フェルナンド3世:齋藤ヤスカ
ホァン・ボルジア:小野田龍之介
ルクレツィア・ボルジア:野田和佳子
クラウディア/ヴァンノッツァ:彩夏涼
ミゲル:兼松若人
ジョバンニ・デ・メディチ:渡辺大輔
【あらすじ】
1495-1496年頃のローマ。ロドリゴ・ボルジアは権謀術数を駆使し教皇に上り詰めた。
栄華を極めたボルジア一族の長男・チェーザレは、一族と愛する妹・ルクレツィアを守るため、己の信じる正義を貫こうとする。
しかし、その正義は時に諸刃の刃となり、やがては守りたいものを傷つけていく。
そして正義の陰には常に「悪」がつきまとう。
チェーザレ、ホアン、ルクレツィア、ロドリゴ、チェーザレの唯一無二の親友であるジョバンニ、
そしてあらゆる人々の心の陰に忍び寄り、その耳に毒の言葉を流し込む悪魔・サヴォナローラ。
絡みつく策略、陰謀、禁断の愛、憎悪の渦中で、チェーザレとルクレツィアが導きだした答えとは...。
ボルジアの家伝の毒薬「カンタレラ」がもたらすのは、悲劇の血か、奇蹟の涙か...。
※2012/1/18追記
1月13日23:00〜、ニコニコ生放送「ニコミュの楽屋〜美女毛ジャンクション〜#9」が放送され、
キャストの兼崎健太郎と郷本直也、演出・振付・出演の上島雪夫、企画・脚本の大石薫夏がゲスト出演しました。
番組内では、リアルチケットを購入して劇場で観劇すると出演者が歌った日替わりCDをもれなくプレゼントされることや、
アフタートークショー、お見送りなど、劇場ならではのイベントを実施することが明らかになりました。
番組の総来場者数は約2万人、コメント数は約12,500件を記録。
【番組レポート】
ミュージカル「テニスの王子様」では2人と共演した、MCのKimeruさんから「2人は仲いいの?」と尋ねられると、「けっこう長い付き合いだし、仲は良い...割と(笑)」とコメント。
そして、Kimeruさんより2人は卵かけご飯が好きだということが明らかにされ、それぞれのこだわりの食べ方を披露することに。
最初に兼崎さんがこだわりの食べ方を実演し、通常の卵かけご飯にかつおぶしと生の玉ねぎスライスを加えたレシピを紹介した。
ユーザーからは「美味しそう~」「食べたくなってきた」というコメントがたくさん投稿された。
美味しそうに食べる兼崎さんの姿を見た郷本さんは「某お茶漬けのCMみたいやね~。これは卵かけご飯のCM来るぞ!」とコメントし、Kimeruさんから「卵かけご飯のCMとか無いからw」という鋭いツッコミも入りました。
その次は郷本さんが実演。卵の混ぜ方からこだわりぶりを見せたが、説明が長すぎてMCのKimeruさんからは「この後出演する上島さんと大石さんも待っているんだから、早くして!」と注意が入ってしまうほど。
結局、用意されていた具材をすべて使わず、通常の卵かけご飯に納豆を加えたレシピを紹介。
あまりに長い卵かけご飯のくだりにユーザーからも「今日のニコミュの楽屋は料理番組です」「本日は番組の趣旨を変更してお送りしています」というツッコミコメントが。
後半からは、演出の上島雪夫さんと脚本の大石薫夏さんも登場。上島さんが登場した途端「てんてー!(※先生の意)」「てんてー愛してる」という弾幕が起き、人気ぶりを見せた。
初演との違いを質問されると、上島さんは「前回も様々な挑戦をしてきたが、今回は博品館劇場という割と小ぶりな劇場になることもあり、前回よりもドラマ性を強く、掘り下げようと思っています。キャラクター像も多少変わる予定です。例えば、サヴォナローラというキャラクターはもう少し悪魔的になります。」と明かした。
また、脚本の大石さんは、創作のきっかけについて「ボカロ曲が好きで、毎週ニコニコ動画にアップされる『週刊ボーカロイドランキング』という動画をがっつり見ていた時期があったんです。その中で紹介されるボカロ曲の中で、耳に残る曲、ストーリー・情緒がハッキリしている曲があって、そういう曲を使って一つのストーリーを創り上げれたらと思ったことがきっかけです。」と語った。
番組内では新情報が次々と飛び出した。
まず、キャストの人数が前回は17名であったのに対し、今回は12名と出演者人数が減ることも明かされた。
ダンサーの人数も前より半分になっており、演出の上島さんは、「他に踊る人が出てくるかも...」とキャストによるダンスシーンが初演時よりも増える可能性をにおわせた。
話題は、歌の話へ。前回ソロパートは10秒くらいしか歌っていないという郷本さんに対し、上島さんは「今回はたくさん歌ってもらうから頑張って」とコメント。基本のボカロ曲3曲は変わらないが、新曲が加わるという。
「一緒にボイトレですね」と兼崎さんと郷本さん。郷本さんは「正月からサヴォナローラの歌をずっと風呂場で、近所迷惑なほど熱唱しているんです(笑)」と明かした。
舞台セットについて話が及ぶと演出の上島さんより「少し変わる予定ですが、言えません(笑)」とコメント。前回とどのように変わるのか期待が高まる。
【コメント】
兼崎健太郎(チェーザレ・ボルジア役)
キャストのみならず、台本等全てが変わるので、楽しみです。
素晴らしい作品を届けられるように頑張りますので、是非観に来て下さい。
郷本直也(サヴォナローラ役)
歌います!2012年、郷本直也、歌わせて頂きます!!
役が違うということも、また全てが一新して作品が進化するということも、楽しみで仕方ないです。
上島雪夫(演出/振付/ロドリゴ・ボルジア Aキャスト役)
もう一段高みにあがった『カンタレラ』を楽しみにしていてください。
大石薫夏(脚本)
みんなで新しいものを創ろうと思いますので、よろしくお願いします。
※2012/2/21追記
2月18日、原宿「ニコニコ本社」2階TEA ROOM 2525にて、兼崎健太郎、郷本直也、齊藤ヤスカ、小野田龍之介、渡辺大輔によるトークイベントが開催されました。
17時半より、1回目のトークイベントが開催されました。
そこで、主演のチェーザレ・ボルジア役の兼崎健太郎、スペイン王家フェルナンド3世役 齊藤ヤスカ、チェーザレの弟であるホアン・ボルジア役の小野田龍之介、チェーザレの親友であるジョヴァンニ・デ・メディチ役の渡辺大輔が登場しました!
昨年8月に上演されたニコニコミュージカル第6弾『カンタレラ』の完全改訂版である本作。
「初演とは大きく異なるんでしょうか?」という司会者の質問に、「随分変わったと思いますよ」と即答する兼崎さん。
「前回はチェーザレは自分が周りを振り回す役でしたけど、今回は自分が巻き込まれていく役なんです。」と大きく役どころが変わると明かしました。続いて渡辺さんも「今回のジョヴァンニは結構策士なんですよ」とコメント。
完全改訂版となる本作から初参加となる小野田さんは、「初演はDVDで観たんですが、前回は弱いホアンと強いチェーザレという印象でしたけど、ボルジア家の人間でそんなに弱いわけがないんですよ(笑)今回は違うホアン像を見せますよ」と意気込みを見せました。
また、本作は劇場で観劇するリアルチケットを購入すると、出演者が歌ったCDを会場にお越し頂いた方全員に、『カンタレラ』『サンドリヨン』『パラジクロロベンゼン』の3曲を日替わりでプレゼントされます。そのCDレコーディングでの裏話も飛び出しちゃいました!
レコーディングのトップバッターだったという小野田さんは、「スタジオに行った途端、キーが変わるときいてオーマイガー!って感じでした。でも、僕、すごく優秀でしたよ(笑)異例中の異例で1曲15分で終わったんです!こんなことないってレコーディングのディレクターさんも言っていました!」とコメント。それに対し、兼崎さんが「えっ!俺、『カンタレラ』に2時間かかったよ!」発言し、会場は爆笑。
イベント後半は、本作のサブタイトルである「裏切りの毒薬」にちなみ、「裏切りゲーム」を行いました。
兼崎さん&渡辺さん、齊藤さん&小野田さんと2ペアに分かれ、それぞれのペアが約5人のお客さんが座っている1テーブルごとに1つの質問をなげかけ、該当者の数が少ない方が勝ちというルール。該当者が5人中1人、つまり1人の「裏切り者」を出せば勝ちです。
3回ゲームを行いましたが、結果は引き分け!結局、齊藤さんのアイディアで「あっち向いてホイ」で勝敗を決めることに。激闘(!?)の末、勝ったのは齊藤&小野田ペア!負けてしまった兼崎&渡辺ペアには、罰ゲームとして、"毒薬"カンタレラジュースを飲むことに。
齊藤さんは頼まれてもいないのにカンタレラジュースの毒味をし、これでは生ぬるいとなんと兼崎さんのカンタレラジュースに大量の砂糖を投入!炭酸飲料のカンタレラジュースは急に泡立ち始め、会場は大慌て。
結局、兼崎さんが一気飲みし、続いて渡辺さんも飲み干しました。
兼崎さんが「シャンパンのお味はいかがですか?」と渡辺さんに質問し、「最高」と答え優雅な会話をした直後に、「へぶしっ!」と大きな音。なんとそれは小野田さんの大きなくしゃみの音で、「なんでそこでくしゃみするんだよ!!」とキャスト全員から総ツッコミが入り、会場では大爆笑が起こりました。
本作では、チェーザレをはじめ、国の有力者たちが、最高権力者である法王の座を狙って陰謀を仕掛けていくストーリー。それにちなみ、「王様ゲーム」ならぬ「法王ゲーム」を行いました!
最初に「法王」となったのは、兼崎さん。他3人に下した命令は「30秒間法王を褒めること」。「スタート!」という司会者の合図とともに全員が兼崎さんに群がり、口ぐちにほめちぎる、ほめちぎる!なぜか齊藤さんは褒めつつ、兼崎さんの服を脱がし始め、だんだんとうんざりした表情になる兼崎さん(笑)
30秒後、司会者に感想を求められた兼崎さんは「いやー、すごいよ...。何言っているかわからない!ちゃんと褒めて!」とコメントし、会場の笑いを誘いました。
その後も2回目、3回目と法王を決めましたが、なぜか法王は兼崎さんに。あまりの当たりっぷりに「俺が法王だ!!」と豪語する兼崎さんでした(笑)
2回目のトークイベントにはサヴォナローラ役の郷本直也さんも登場!今作の悪役らしく、法王ゲームでは無理やり「チャンスカード(何でも命令できるカード)」をもぎ取り、齋藤さん・渡辺さんに「自分の演じるキャラクターになりきってカンタレラをPRすること」と無茶ぶり。優雅にジョヴァンニを演じる渡辺さんの隣で、まだ稽古に参加していない齋藤さんは大苦戦。しかし、持ち前の役者根性で、無事にフェルナンド3世を演じきりました。
さらに盛り上がりを見せるカフェイベントは、2回とも大盛況のうちにエンディングへ。
最後に主演の兼崎さんより「今、素晴らしい役者たちと一緒に、毎日集中して、切磋琢磨しています。『カンタレラ2012~裏切りの毒薬~』では役者としてのできる限りのパフォーマンスをします。新しくなった『カンタレラ』へ是非お越し下さい。」とコメントし、イベントを締めくくりました。
※2012/2/29追記
寒さ厳しい2月、都内のスタジオにて、ニコニコミュージカル第8弾『カンタレラ2012~裏切りの毒薬~』の劇場で観劇するリアルチケット購入者限定でプレゼントされるCDのレコーディングが行なわれました。
CDは『カンタレラ』盤、『サンドリヨン』盤、『パラジクロロベンゼン』盤の3種類。
この3種類のCDを会場にお越し頂いた方全員に日替わりでプレゼントします!!
まずはチェーザレ役の兼崎健太郎さん!前回もCDを録音している兼崎さんは、今回はもっとエロティックに歌うと宣言!持ち前の美声を生かして、しっとりと、そして激しく歌い上げていきます。エロティックを追求するあまり(?)、レコーディングが進むにつれ、どんどん服を脱ぎ始める兼崎さん。遂にスタジオの中で上半身裸に...!身振り手振りまで付けて激しく歌う兼崎さんの姿にスタッフから「野獣カンタレラ...」という呟きが漏れるほど。最終的にどこまで脱いだかは...ご想像にお任せします。CDでは「イケメンバージョン」と「野獣バージョン」のどちらのバージョンが起用されるのかは、聞いてからのお楽しみです!
爽やかな笑顔でスタジオに現れたジョヴァンニ役の渡辺大輔さん。歌い始めてみれば、歌の一節一節に情熱を込めるあまり、1曲が歌い終わる頃には全力疾走したかのように息を弾ませます。
スタッフからも「本人も歌声も真面目で素直!」と、まるで演じるジョヴァンニそのもの。貴族のような美声で歌う『サンドリヨン』の艶やかな歌声と息遣いに注目です!
稽古場から駆けつけてくださったサヴォナローラ役の郷本直也さん。歌にはあまり自信がないと言いながらも、歌声は朗々として深く、思わず聴き惚れてしまうほど。特に『カンタレラ』のサビ部分は、叫ぶように歌うロックな歌唱が、演じるサヴォナローラのイメージと重なり、ドラマチックな歌に仕上がっています。
レコーディング全体を通してスタッフ全員の一致した意見は、「全員、超個性的!!」。歌い方も性格も、一癖も二癖もある人ばかりのレコーディングでした。『カンタレラ』『サンドリヨン』は5バージョン、『パラジクロロベンゼン』は男性5人の歌い分け1バージョン。それぞれどれも超・個性的な曲に仕上がっています。