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2011年11月 7日
■本谷有希子「ぬるい毒」が第33回野間文芸新人賞を受賞
本谷有希子の小説「ぬるい毒」が、第33回野間文芸新人賞を受賞しました。
本谷有希子「ぬるい毒」は、雑誌「新潮3月号」に発表、6月に新潮社より上梓された小説。
残念ながら受賞は果たせなかったものの、これまでにも第24回三島由紀夫賞候補、第145回芥川賞候補でも候補となっていました。
野間文芸新人賞は、財団法人野間文化財団主催の文学賞。
選考委員は島田雅彦・多和田葉子・星野智幸・堀江敏幸・松浦理英子。
新人作家による小説を対象とするもので、
今回で64回目となる「野間文芸賞」、49回目となる野間児童文芸賞と合わせ、野間三賞と呼ばれています。
なお、第64回野間文芸賞は多和田葉子「雪の練習生」、第49回野間児童文芸賞は富安陽子「盆まねき」が受賞しました。
贈呈式は、12月16日18時より帝国ホテルで行われます。
▼第33回野間文芸新人賞
本谷有希子「ぬるい毒」
▼第64回「野間文芸賞」
多和田葉子「雪の練習生」
▼第49回「野間児童文芸賞」
富安陽子「盆まねき」
※追記
群像2012年1月号に、第33回野間文芸新人賞を受賞した本谷有希子と選考委員・島田雅彦の対談が掲載されます。
●群像 2012年1月号
第33回野間文芸新人賞受賞作「ぬるい毒」本谷有希子
受賞の言葉・選評(島田雅彦 多和田葉子 星野智幸 堀江敏幸 松浦理英子)