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2011年11月30日
■が〜まるちょばがクウェート国交樹立50周年修好イベント文化交流の使節に
が〜まるちょばがクウェートを26日・27日に訪問。在クウェート日本国大使館主催で、イベント公演が行われました。
日本・クウェート国交樹立50周年修好イベントの文化交流の使節として、
在クウェート日本国大使館(外務省)から、日本を代表してサイレントコメディー・デュオ『が〜まるちょば』が選ばれました。
これまで数多くの海外公演を行ってきたが〜まるちょばは、今回のクウェート訪問で記念すべき30カ国目の公演となっています。
が〜まるちょばは、11月22日に日本を出発。
23日にカタールに到着し、在カタール日本国大使館、大使夫婦主催公邸夕食会にてパフォーマンス。
翌24日にはカタールのスークワーキスにて2公演を行い、合計約700人を動員しました。
そして25日にはクウェートへ移動。
26日と27日の2日間、クウェート最大のショッピングセンターThe Avenuesで4公演を行い、合計約1,400人を動員しています。
◇カタール1日目 イスラム博物館の庭園にて ドーハ、ウェストベイ地区の高層ビルを背中に記念撮影 |
◇カタール2日目 たくさんいるラクダたちに壁(ガラスの檻)のパフォーマンス。 |
◇クウェート1日目、2日目 パフォーマンス中の写真 |
<が~まるちょばコメント>
在クウェート日本国大使館より日・ク国交樹立50周年記念親善使節に選ばれたことに関して
が~まるちょばは、中近東圏でパフォーマンスをするのは初めてなので、特に宗教的な感覚の違いや文化、国民性の違いなど大きな違いがあるとは思いますが、まずは、日本にもこんな面白い二人がいて、世界のいろいろな国でパフォーマンスをして、たくさんの国の人たちを楽しませている人がいるということを、少しでも多くの中近東、クウェートの人たちに知ってほしいというのが一番です。
そして、僕たちのショーをみて、大いに笑い、大いに楽しんでもらえたらうれしく思います。僕たちのショーが今後の日本とクウェートの国交というと大げさですが、ほんの少しでも僕たちのショーであるコメディというソフトの面からも、文化交流や国と国の「絆」が深まれば更に良いなと思います。
そんな気持ちを日本から代表して、日・ク国交樹立50周年の記念イベントという行事を通じて実現できることは心から嬉しいです!
そしてもう一つ、クウェートで、が~まるちょばにとっても、30か国目となる記念すべき国、パフォーマンスになります。
クウェートのパフォーマンスに対する意気込み
文化、国民性、そして宗教的に違いはあるとは思います。そして、中近東の人は、シャイでお堅いとも聞いていますが、「笑い」は万国共通!
我々のショーは言葉という壁もないので、そのお堅い人たちを大いに楽しませ、大いに笑わせてやろう、という気持ちでいっぱいです。
笑いは幸せにつながると信じています!
クウェート公演(日本・クウェート国交樹立50周年記念のパフォーマンス)を終えてみて感じたこと
国民的、特に宗教的な禁止事項などに関して、カタールよりクウェートのほうが厳しいのではないかと言われていましが、実際にパフォーマンスをしてみると、こちらの人のほうがやや厳しくないのではないかと反応をみて思いました。カタールの人たちのほうが気質的に、シャイだった感じがします。
ショッピングセンターを歩いている人たちを見ても、クウェートのほうがオシャレだし、ポップな感じがあり、また気さくで人懐っこい感じがします。そして、クウェートは、日本の漫画文化が浸透しており、日本という文化に対する理解が、親日という感覚につながり、日本語で話しかけたり接してくれるように思います。もちろん、カタールも同じく親日の国であることを感じさせてくれましたが、我々に対する接し方はクウェートのほうがより感じました。
クウェートでは、2回のパフォーマンスを行いました。1回目のパフォーマンスは通常のスピードで、その反応を見て2回目のパフォーマンスは少しゆっくり展開させてみたら、最初は笑いに関して少しお客さんが置いてきぼりの感じがあったところが、2回目はそれが解消されて、笑いが増えました。現地の人々の感覚がゆっくりしているのではないかと感じました。
空港やホテルのチェックインをするときも、僕たちには遅いと感じたことがありましたが、こちらの国では通常のスピードなのではないかということにパフォーマンスをしてみて気づかされました。時間の感覚に差があり、国や国民の生活スピードがゆったりしている国なんだなあと感じました。
また、笑いの種類で、下ネタの部分について感じたことですが、中近東全体的に、下ネタは難しいと言われてやって来ました。僕たちは、下手ネタはどこまでやるか、といつも考えつつパフォーマンスしています。今回も僕たちが子供のころドリフで培ったような範囲と感覚で披露して、ギリギリのラインを攻めてパフォーマンスしてみましたが、これが結構バカウケしました!みんながノッてくれ、拍手などをして盛り上げてくれたので、やはり下ネタの笑いも世界共通ということをより強く実感しました。
パフォーマンスの笑いの部分でギリギリのラインを攻めることによって、笑いの強弱、スパイスみたいなものをつけることができたんじゃないかな、と思います。
パフォーマンスを見に来てくれたクウェートの方たちが大いに笑い盛り上がってくれたので、日本・クウェートの国交樹立50周年の親善使節として、少しは役に立てたのではないかと思います!
お客さんが、海外からのゲストパフォーマーの人たちを向かえ入れ、盛り上げよう、一緒に盛り上がろう、という暖かい気持ちも感じることができました。
●「が~まるちょばプロジェクト 第2回公演 a GO GO II」
日程:2012/3/27〜3/28 紀伊國屋ホール(東京)
出演:ケッチ!/HIRO-PON/MASA(GABEZ)/hitoshi(GABEZ)
チケット:[東京]