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2011年11月 3日
■神楽坂die pratze閉館
神楽坂の小劇場die pratzeが、2012年7月をもって閉館することを発表しました。
神楽坂die pratze(ディ・プラッツ)は、北区田端から移転する形で1994年にオープンした小劇場。
劇団OM-2主宰の真壁茂夫が経営する劇場で、
真の意味で前衛的・実験的な演劇やダンスの公演を上演する劇場として知られていましたが、
2012年7月をもって閉館することがオフィシャルサイトなどで発表されました。
閉館にあたり、関連企画や閉館についての詳細は追って発表ということですが、
劇場twitterでは「劇場としてでなくても、なんらかの形で"die pratze"を残し、続けて行く意向」としています。
また、同twitterでは下記のようなコメントも記されています。
「昨今の劇場法(仮称)。不正受給の発覚が続き文化庁・芸文への申請条件は一層厳しくなった。小劇場の相次ぐ閉館。
僕たちにとっては、今、新たに小劇場の存在意義を創出しなければやっていけないとこまで追い込まれてしまった感がある。
小劇場が、ただの"小さい小屋"になってしまっている。」
Twitter / @diepratze
die pratzeは、2001年に港区東麻布1丁目にも麻布die pratzeをオープンしましたが、同館は2007年末で閉館。
このときもblogにて公共劇場の在り方などについて提言が行われています。
●麻布die pratzeの閉館について - die pratze blog
●die pratze オフィシャルサイト
●OM-2 オフィシャルサイト
■東京の劇場 | シアターリーグ