演劇ニュース

10月1日と2日に、ロンドンのロイヤル・アルバート・ホール(Royal Albert Hall)で「オペラ座の怪人」25周年記念公演が行われました。
公演には、ラミーン・カリムルー(Ramin Karimloo)、シエラ・ボッジス(Sierra Boggess)をはじめ、総勢200名以上にのぼるキャストおよびオーケストラが登場。
映像を多用した特別演出に、舞台セットの目玉として、映画版で使用された2万個ものフルカットのスワロフスキー・クリスタル製シャンデリアが華を添えました。

カーテンコールでは、作曲家のアンドリュー・ロイド＝ウェバーが感謝の言葉を述べたあと、
ロンドン初演の怪人役マイケル・クロフォード、クリスティーヌ役で世界的に有名な歌手サラ・ブライトマンが登場。
さらに新旧4人の怪人、カナダ初演キャストColm Wilkinson、オーストラリア初演キャストAnthony Warlow、
現在のロンドン公演キャストJohn Own-Jones、次期ロンドン公演キャストPeter Joebackと
サラ・ブライトマンがメインナンバー"The Phantom of the Opera"を熱唱。
約5,000人の観客で満席の劇場は熱気と興奮に包まれました。

この歴史的イベントの模様は、イギリスだけで250、全世界で1,100の映画館でライブ中継。
舞台映像の収録も行われており、日本では10月21日（金）より、TOHOシネマズ スカラ座、TOHOシネマズ 梅田、
TOHOシネマズ 名古屋ベイシティ、札幌シネマフロンティアにて上映することが決定しています。
(詳しくは「オペラ座の怪人」25周年公演を映画館で上映を)
最新デジタル映像、臨場感あふれる音響が、字幕つきで上映されます。

また、この公演を収録した音源は、11月11日よりヨーロッパなどでCD・ダウンロードの形でリリースされます。
日本でのCDリリースは未定。輸入盤CDはAmazonで11月22日発売予定となっています。
日本でのDVD・Blu-ray発売は2012年1月25日。

●DVD

●Blu-ray

●CD(輸入盤)

●豪華BOXセット(Blu-ray&DVD&CD)

●「オペラ座の怪人 25周年記念公演 in ロンドン」
日程：2011年10月1日（土）　19:30開演
　　　2011年10月2日（日）　13:30開演/19:00開演　計3公演

チケット料金：250ポンド
※計3公演のチケットは発売開始から1時間以内に完売。

会場：ロイヤル・アルバート・ホール
※1871年にオープンした、ヴィクトリア女王の夫・アルバート公に捧げられた劇場。
ヒッチコック作品『知りすぎていた男』の映画の舞台にもなり、1991年には日本の大相撲の公演も行われている。

出演：
オペラ座の怪人：ラミーン・カリムルー
「レ・ミゼラブル25周年記念コンサート」でアンジョルラスを演じた。映画版「オペラ座の怪人」にもクリスティーヌの父親役で出演している。

クリスティーヌ：シエラ・ボッジス
ディズニーミュージカル「リトル・マーメイド」ブロードウェイ版オリジナル・キャスト。
「オペラ座の怪人」クリスティーヌ役で、2011年オリビエ賞ミュージカル主演女優賞にノミネートされている。

ラウル・シャヌイ子爵：ハドレー・フレイザー
2010年「ファンタスティックス」（宮本亜門演出）に出演。「レ・ミゼラブル25周年記念コンサート」ではグランテールを演じた。

奴隷頭（ハンニバル）／羊飼い（イル・ムート）：セルゲイ・ポルーニン
英国ロイヤル・バレエ団プリンシパル・ダンサー。2010年小林紀子バレエ・シアター「くるみ割り人形」にゲスト出演。

Photo(c) Dan Wooller 左より、サラ・ブライトマン（ロンドン初演のクリスティーヌ） マイケル・クロフォード（ロンドン初演の怪人） シエラ・ボーゲス（25周年記念公演のクリスティーヌ） ラミーン・カリムルー（25周年記念公演の怪人）

(C)Getty Images 左より、Anthony Warlow（オーストラリア初演の怪人） ジリアン・リン（振付） John Own-Jones（現在のロンドン公演の怪人） サラ・ブライトマン（ロンドン初演のクリスティーヌ） アンドリュー・ロイド＝ウェバー（作曲家） マイケル・クロフォード（ロンドン初演の怪人） シエラ・ボーゲス（25周年公演のクリスティーヌ） ラミーン・カリムルー（25周年公演の怪人） キャメロン・マッキントッシュ（製作） Colm Wilkinson（カナダ初演キャストの怪人）

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