広告
2011年10月20日
■関西学院大学博物館開設準備室「戦後演劇の世界 -大阪労演とその時代1-」展
10月24日より関西学院大学博物館開設準備室で展覧会「戦後演劇の世界 -大阪労演とその時代-」が催されます。
1949年に設立された演劇鑑賞団体・大阪労演は、日本における演劇鑑賞運動の事実上の出発点であり、
新劇を中心とする戦後演劇文化が関西において発展を遂げる上で中核的役割を果たしてきました。
しかし、時代状況の変化のなかで運営に困難を来すようになり、
大阪労演は2007年末をもって58年におよぶ歴史に終止符を打っています。
解散の際、大阪労演所蔵の演劇関係資料は関西学院大学に寄贈。
関西学院大学博物館開設準備室では、その整理・調査研究を進めており、
今回は60年近い大阪労演の歩みのうち、
戦後演劇の黄金時代といわれる1950年代から60年代にかけての名舞台の一端を紹介するとともに、
大阪労演と結びついて展開した関西の劇団や演劇サークルに光をあて、
関西における戦後演劇運動の足跡をたどる展覧会が催されます。
また11月5日(土)には、記念講演会も開催予定。
「戦後演劇の世界 -大阪労演とその時代1-」展は、
10月24日から12月17日に関西学院大学 西宮上ケ原キャンパスにて開催。入場は無料。
なお2012年秋には「戦後演劇の世界 -大阪労演とその時代2-」展として、
主に1960年代を取り上げた展覧会も予定されています。
●「戦後演劇の世界 -大阪労演とその時代1- 1949-1959」
日程：2011/10/24〜12/17 (日曜・祝日は休館 ※但し、11月3日（木・祝）は開館)
時間：10:00〜16:30
会場：関西学院大学 西宮上ケ原キャンパス 時計台2階展示室
入場：無料
【記念講演会】
●「戦後演劇と大阪労演」
日程：2011/11/5 13:30～15:00
会場：関西学院大学 西宮上ケ原キャンパス 大学図書館ホール
講師：高岡裕之 関西学院大学文学部教授
聴講：無料