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2011年10月19日
■伊藤靖朗 小説「巨人たちの国々」
舞台芸術集団 地下空港の主宰・伊藤靖朗による小説「巨人たちの国々」が刊行されています。
「巨人たちの国々」は、伊藤靖朗(いとうやすろう)が主宰する
舞台芸術集団地下空港・第10回公演として2010年6月に中野ザ・ポケットで上演された同題の音楽劇を小説化したもの。
伊藤靖朗にとって処女小説で、書籍はPHP研究所より9月13日に上梓されています。
物語は、東京都中野区にギリシャ神話の巨人がやってくる!?という奇想天外な長編ファンタジーで、
リーマンショックから着想、グローバル経済と広がる格差に対して、小劇場から物申す意欲作。
書籍「巨人たちの国々」は、1,575円(税込)で発売中。
●小説「巨人たちの国々」
[Amazon][紀伊國屋書店]
著者:伊藤靖朗
価格:1,575円(税込)
出版:PHP研究所
あらすじ
東京都中野区在住のフリーターのヤスシは、ネットのストリーム放送で歌を歌い、視聴者から金を巻き上げ暮らしていた。
一方、区内では「飲むと自由になれる」という触れ込みで、
謎の液体「夢のヨダレ」の販売が開始され、人々の人気を集めてゆく。
すると街のあちこちから「巨人を見た!」という証言が相次ぐように。
そんな中、ヤスシは謎のチャイナガールと出会うのであったが......。
伊藤靖朗プロフィール
1979年生まれ 静岡県出身。国際基督教大学社会科学科卒業。
世界11カ国を旅した経験から、「劇場に旅をする」体験を目指し、
舞台芸術集団 地下空港を立ち上げる。舞台の演出・脚本を手がけ、また出演も行う。
ファンタジックな寓話を通じて、現代を見つめる表現者。
[舞台芸術集団 地下空港 公式ウェブラウンジ]