演劇ニュース

田中芳樹によるSF小説「銀河英雄伝説」を原作とした舞台版「銀河英雄伝説」は、
今年1月に「第一章　銀河帝国編」、6月に「外伝 ミッターマイヤー・ロイエンタール編」を上演。
11月3日からは「外伝　オーベルシュタイン篇」(オーベルシュタイン役は貴水博之)が上演予定となっています。

そして2012年4月に、「銀河英雄伝説 =第二章 自由惑星同盟篇=」の上演が決定しました。
主人公ヤン・ウェンリー役を河村隆一が演じるほか、
馬渕英俚可・野久保直樹・大澄賢也・天宮良・中川晃教・松井誠・西岡徳馬などが出演。
脚本は村上桃子、演出は西田大輔。

舞台「銀河英雄伝説 =第二章 自由惑星同盟篇=」は、
2012年4月14日から22日に東京国際フォーラム ホールCで上演。全14公演予定。
チケットは、全席指定SS席10,000円、S席9,000円(税込)で1月21日発売予定。

※追記
4月28日と29日にNHK大阪ホールで上演。チケットは全席指定SS席10,000円、S席9,000円(税込)で2月4日発売。

●「銀河英雄伝説 =第二章 自由惑星同盟篇=」
日程：2012/4/14〜4/22　東京国際フォーラム(東京)
　　　2012/4/28〜4/29　NHK大阪ホール(大阪)
演出：西田大輔
脚本：村上桃子
原作：田中芳樹「銀河英雄伝説」シリーズ（東京創元SF文庫刊）
出演：河村隆一/馬渕英俚可/野久保直樹/大澄賢也/天宮良/
　　　中川晃教/はねゆり/井田國彦/金澤博/荒木健太朗(Studio Life)/伊藤哲哉/桑代貴明/中村誠治郎/大山真志/仲原裕之(Studio Life)/川隅美慎/松井誠/西岡徳馬
チケット：[東京][大阪][オフィシャルサイト]
DVD：7/27発売：舞台 銀河英雄伝説 第二章 自由惑星同盟篇 [DVD]

あらすじ
人類ははるかなる宇宙に進出し、西暦2801年、銀河連邦を成立させ、この年を宇宙暦１年とした。
宇宙海賊を壊滅させた英雄ルドルフ・フォン・ゴールデンバウムは「神聖にして不可侵たる」銀河帝国皇帝に即位して銀河帝国を建国。
独裁政権を確立し共和主義者たちを弾圧した。
共和主義者たちはルドルフの死後も帝国の圧政に耐え忍ぶ日々が続いたが、帝国暦164年、アーレ・ハイネセンを中心として、
辺境の流刑地で密かに天然ドライアイスを材料とした宇宙船を建造して帝国からの逃亡に成功。
帝国暦218年、安定した恒星群を見いだし、そこに民主共和政治を礎とし自由惑星同盟を建国した。
こうして人類は、専制政治を敷く銀河帝国と、民主共和制を唱える自由惑星同盟に分かれ、慢性的な戦争状態が150年にわたって続いていた。
そして自由惑星同盟にある英雄が現れる。
後に「魔術師ヤン」「奇跡のヤン」と呼ばれる戦術の名将ヤン・ウェンリーである。

※追記
アフタートーク開催決定
4/15 18:00　野久保直樹/荒木健太朗/大澄賢也/天宮良/金澤博
4/17 18:30　河村隆一/西田大輔
4/18 18:30　中川晃教/長澤奈央/中村誠治郎/大山真志/仲原裕之
4/19 18:30　河村隆一/馬渕英俚可/井田國彦/樋口夢祈
4/20 14:00　松井誠/中川晃教/中村誠治郎/桑代貴明/川隅美慎
4/20 19:00　田中芳樹/河村隆一/馬渕英俚可/野久保直樹/はねゆり

※追記
3月25日11時から12時、ニコニコ本社の「銀河英雄伝説カフェ」で舞台キャストによるイベントが開催されます。
登場キャストは、荒木健太朗・大山真志・仲原裕之・川隅美慎。
イベントの前半30分は、ニコニコ生放送にて配信。
▼3/25 11:00〜 ニコ生 舞台「銀河英雄伝説」荒木健太朗×大山真志×仲原裕之×川隅美慎　生放送トークショー

■舞台「銀河英雄伝説」初の一般公式オーディション | 演劇求人
■舞台「銀河英雄伝説 外伝 オーベルシュタイン篇」 | 演劇ニュース
■「銀河英雄伝説　外伝 ミッターマイヤー・ロイエンタール編」 | 演劇ニュース
■「銀河英雄伝説 -第一章 銀河帝国編-」 | 演劇ニュース

※追記
4月4日 舞台「銀河英雄伝説 第二章 自由惑星同盟篇」「銀英伝カフェ」田中芳樹先生トークイベントレポート

Q：舞台の総括をしてみての感想...
田中先生：圧倒された。熱心にやってくれる人に任せ、何も言わずに見ていたが、満足している。
舞台化すると聞いたときは、考えてみたらアニメ化されているし、世の中にはもの好きがいるもんだな、いよいよ世紀末だなと思った。（笑）

Q:小説を書くときは、実際に俳優を思い浮かべて書かれる人もいるが、「銀英伝」はモデルがいるのでしょうか。
田中先生：モデルはいません。　映像化は無理だろうと思っていました。

Q:マンガ、アニメーションや、今回の舞台ではヤン・ウェンリーはみんないい男ですよね？
田中先生：マンガになる時、ヤンのイメージを聞かれたので、宮崎駿の「名探偵ホームズのようにしてくださいと伝えたら、そんなにいい男だったんですか？と言われました（笑）

Q:原作者のなかでは、ヤンはあんなにかっこいいイメージなんですか？
田中先生：今回、舞台でのヤン・ウェンリー役の河村隆一さんはかっこよすぎる。三角関係になったらヤンが振られるわけない（笑）

Q:もし田中先生が「銀英伝」のキャラクターなるとしたらどのキャラクターですか？
田中先生：作家は学校の先生のようなもので、あの生徒が好きであの生徒が嫌いとは口が裂けても答えてはいけないんですね（笑）ごめんなさいね...

Q:ヤン・ウェンリーの誕生日はなぜ4月4日？
田中先生：きちんと理由を考えて４月４日にしたわけではない。
キャプテンで連載しているとき、読者の方に生年月日と血液型を教えてほしと言われ、その時に決まった。

Q：最後に舞台「銀河英雄伝説 第二章 自由惑星同盟篇」にお越しいただく方へ。
田中先生：：舞台化に関しては、任せたらやりたいようにやってもらう。舞台ならではの見せ場や演技、隠し技が楽しめると思う。私は一観客として楽しみたい。