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2011年9月 5日
■白石加代子・中嶋朋子「おやすみ、かあさん」
マーシャ・ノーマン「おやすみ、かあさん」が、青山真治演出、白石加代子・中嶋朋子の出演で上演されます。
「おやすみ、かあさん」('Night,Mother)は、1983年にブロードウェイで初演された作品。
自殺するという40歳の娘ジェシーを、母セルマが止めようとする物語で、
人生の選択、尊厳を問う約90分の二人芝居。
ブロードウェイ初演のキャストはKathy BatesとAnne Pitoniak、演出はTom Moore。
この公演は1983年トニー賞で作品賞・演出賞・主演女優賞にノミネートされた他、
マーシャ・ノーマン(Marsha Norman)の戯曲は、同年のピューリッツァー賞を受賞しています。
この「おやすみ、かあさん」が、11月より上演されます。
演出は「東京公園」「サッド ヴァケイション」などの映画監督で、
2000年に「EUREKA」で、カンヌ国際映画祭国際批評家連盟賞・エキュメニック賞を受賞した青山真治。
青山真治は「GGR グレンギャリー・グレン・ロス」に続き、2作目の舞台演出作。
キャストは、母セルマ役を白石加代子、娘ジェシー役を中嶋朋子で、
2人は蜷川幸雄演出「グリークス」に続く2度目の共演。
同作は、鈴木裕美演出、セルマ役・白石加代子、ジェシー役・渡辺えり子で2001年にも上演しており、
白石加代子にとっては約10年ぶりの再演となります。
「おやすみ、かあさん」は、11月26日から12月4日に東京・あうるすぽっと、
12月6日に新潟・りゅーとぴあ能楽堂、12月10日に兵庫県立芸術文化センター阪急中ホールで上演。
チケットは、東京公演が全席指定4,500円で10月1日発売。
●「おやすみ、かあさん」
日程:2011/11/26〜12/04 あうるすぽっと(東京)
2011/12/06 りゅーとぴあ(新潟)
2011/12/10 兵庫県立芸術文化センター(兵庫)
演出:青山真治
脚本:マーシャ・ノーマン
翻訳:酒井洋子
出演:白石加代子/中嶋朋子
企画・製作:メジャーリーグ/ジェイ・クリップ
チケット:[東京][兵庫]
あらすじ
ジェシーは40歳になる離婚した女性。母親と二人暮らし。母親は60歳。伴侶はもういない。
時計は、夜の8時半を指している。舞台には、母と娘の二人だけ。
夕飯の後片付けが終わり、それから二人の細々とした日常的な時間があり、
10時になると、娘は「おやすみ、かあさん」と言って自分の寝室に入る。
ただその夜はいつもの夜と一つだけ違っていた。
娘は「あること」を実行しようと決意している。
そして母親はそれを知ることになる・・・娘自らの告白によって。
●書籍:おやすみ、母さん (劇書房BEST PLAY SERIES)
著者:マーシャ・ノーマン
翻訳:酒井洋子
●「おやすみ、かあさん」
日程:2001/10/12〜10/21 シアタートラム(東京)
演出:鈴木裕美
脚本:マーシャ・ノーマン
翻訳:酒井洋子
出演:白石加代子/渡辺えり子
企画・製作:メジャーリーグ
●「GGR グレンギャリー・グレン・ロス」
日程:2011/6/10〜6/19 天王洲銀河劇場(東京)
2011/6/22 北九州芸術劇場(福岡)
2011/6/25〜6/26 兵庫県立芸術文化センター(兵庫)
演出:青山真治
脚本:デヴィッド・マメット
出演:石丸幹二/坂東三津五郎/今井朋彦/大鷹明良/加藤虎ノ介/テイ龍進/坂東八大
●「グリークス」
日程:2000/9 シアターコクーン
演出:蜷川幸雄
出演:平幹二郎/白石加代子/寺島しのぶ/尾上菊之介/宮本裕子/小林さやか/安寿ミラ/南果歩/田辺誠一/久世星佳/中嶋朋子/吉田鋼太郎/合田雅吏/藤木孝
DVD:グリークス 10本のギリシャ劇によるひとつの物語 [DVD]